只今、リハビリ中

去る3月12日に仙台を立ち、四国八十八ヶ寺歩きお遍路に向かいました。翌13日に1番札所霊山寺の巡拝を始め50日目の5月1日に88番札所大窪寺を巡拝して無事に「結願」いたしました。その後、二日かけて1番札所霊山寺に戻りお礼参りをし、更に町石古道を8時間かけて高野山に登り、更に1時間かけて高野山奥の院まで歩き、結願の報告とお礼を行いました。四国の皆様そしてのこHPを開いて下さった皆様のお陰絵です。有り難うございました。

帰路の途中の仙台空港では思わぬ出迎えを受け、改めて結願の喜びを嚙み締めました。

こうして5月6日約2ヶ月ぶりで自宅に戻りました。さすがにその日は、荷を解くだけでベッドに潜り込みましたが、翌日から二日かけて締め切りを超えてた執筆を急ぎました。

これから、編集者によって再度精査されると思いますが、現段階ではこのような感じの原稿となっています。字数は4000字なので、だいぶはしょって書いたりしています。徹夜とまでは行きませんでしたが、大分頑張って書きました。

お陰様で、現実世界に一気に戻された感じがします。今週12日(金)には、地元の子育て支援団体で「被災者支援と地域づくり」について講義が予定されています。また、成田中学校でも同様な講義が迫っています。

なんとか、現在執筆中の原稿を出し、肩の荷を下ろしたいと思います。現段階では、まだ10キロのリックを背負っている感じから抜けていません。足の裏も痛くて完成度の低いロボットの歩きと同じです。当分、リハビリが必要です。

それなのに、HPはいつからですか?って、催促にも似た激励のご連絡を頂き「まったく~・・・!」ていう感じで書斎にこもっています。

2019.2.11発行の続編を執筆しています
地元の方に撮って頂きました(2023/03/14)

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

只今、リハビリ中” に対して3件のコメントがあります。

  1. ハチドリ より:

    写真は3/14。歩きお遍路を始めて2日目の時に写してもらった写真ですね。
    まだ長距離を歩くのに慣れてなくて、疲れて土手に座り込んでいた時に『土手に感じる春を撮りに来て、お遍路さんと春来るイメージを感じ』、写真が趣味の地元の方にカメラを向けてもらった・・と当時の紀行文にありました。

    確かにお疲れのような表情ですが、3/14のあの日にピッタリの写真ではないかと思います。素敵なおせったいでしたね。

    さて、50日間1日も休むことなく結願し、大変お疲れのところ、4000字の週筆作業、よく頑張りました。先生のなかには地域福祉と言うぶれないキーワードがしっかりあるから、どんなに疲れていてもちゃんと仕上げられるのかと!
    でも、肩の荷は軽くなったかもしれませんが、身体が受けた負荷はなかなか解消しないかと思います。しかし、早期リハビリは大切です。少しずつ調子を取り戻して行ってください。

  2. スマイル より:

    鈴虫さんの「分厚い冒険物語の上下巻を一気に読んでしまった後のような心地よい疲れと、あれっ終わっちゃった〜という寂しさを感じている」という文章を、私だけでなく多くの人が頷きながら読んだのではないかしら。私たちでさえそうなのだから、いくら締め切り過ぎた原稿書きに追われたとはいえ、先生ご自身はどれほどでしょうか・・・
    写真で紹介されえている本の「東日本大震災100の教訓」というタイトルを見て、ふと心に浮かんだこと。震災当時、互いに助け合い励まし合った人たちが、日常を取り戻していくうちに、もしくは日常をなかなか取り戻せないでいるうちに、その関係性が無関心へ向かったり悪化したりということがあったと思います。そんな中、あの哀しみを無駄にしないでより良い社会を・・・と奮闘してらしたのが本間先生だと思います。その状況と今の状況はちょっと似ているかもしれないと。「歩きお遍路」というある意味非日常の時間で感じたことを、少しずつ日常の中に落とし込んでいく作業こそが一番大事なのかもしれないと思ったのです。だとすれば、お遍路は終わったのではなく、第二章に入ったということかもしれません。そして、この第二章こそが人生の最大の修行かもしれません。
    第二章を読むことを楽しみにしながら、自分のことも省みながら、これからも過ごしていきたいと思います。

  3. 鈴虫 より:

    先生の四国八十八ヶ寺歩きお遍路が無事に結願され、日常の執筆が再開されたことに心から安堵しています。
    自宅に戻られてからも早速、何本かの投稿をありがとうございます。
    出立前から依頼されていた執筆も着々と完成されている様子ですから、修行の成果で素晴らしい集中力が発揮されているのですね。
    4,000字の文書を一回読ませて頂きました。また後でゆっくり味わって読みたいです。

    先生は否が応でも執筆や講義の準備で現実に引き戻されているようですが、お遍路紀行文を読むことを毎日の習慣としていた私は、それが完結してしまい気が抜けた感じです。
    それは、分厚い冒険物語の上下巻を一気に読んでしまった後のような心地よい疲れと、あれっ終わっちゃった〜という寂しさを感じているからです。
    きっとみなさんも、毎回主人公にどっぷりと感情移入しながら読まれたことでしょうから、私と同じ気持ちになっているのではないでしょうか。

    それだからと言って、次の冒険はいつですか?なんてせっついているのでは決してありませんからね😅
    ただ、読み終えた私にも余韻に浸る時間が必要みたいということです😌
    それほどのいい時間を持たせて頂いてだのだなぁって、今になって心にじわじわと旅の様子が浮かんで来ています。

    あらためて、本当にお疲れさまでした。
    ありがとうございました😊

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