課外活動 わくわく熟年わんぱく塾卒塾生の活躍(栗原市若柳)
宮城県栗原市社会福祉協議会若柳支部の自主企画『わくわく熟年わんぱく塾』は、2022(令和4)年度に開塾し、現在の五期生に続いています。当時の支部長は、何歳のなっても役割を持って生き生きと暮らせる地域とは、みんなが楽しく集える仕掛けはないか等々、長年心の中で温めてきた想いを口にし、当時の生活コーディネータも加わり、わくわくする大人の学習塾(学びの場)、地域で活動するときの術(スキル)等々を盛り込んで事業化したものです。
今回河北新報朝刊(2026/06/18)で取り上げられた岩渕安弘さんは、『わくわく熟年わんぱく塾』の第一期生です。塾生として活動している時も、機会あるごとに、ウッドベースやギターを持ち込んでわんぱく塾の活動を音楽で楽しませてくれていました。
この、『わくわく熟年わんぱく塾』は、一過性の学びの場にしないようにしたいと、生活コーディネータ及び卒塾生が一緒に考え、卒塾生を主たるメンバーとして『同窓会』を組織し、卒術後も交流を深めています。
更には、三期生輩出を機に同窓会の充実発展を図り、『熟年わんぱく塾歌』をつくり、故郷栗原を叙情溢れる歌詞で描き、集まる機会あるごとに朗々と歌っています。作曲は、今回新聞で織り上げられた岩渕安弘さん。作詞は卒塾生一同。卒塾生一人ひとりが出してきた思い入れのある言葉を佐藤とも子さんがまとめあげ歌詞に編集しています。栗原市長にも趣旨を報告し、2025(令和7)年4月23日正式版の公表の運びとなりました。
『わくわく熟年わんぱく塾』は、このようにして、楽しく思いで深い集いの場となるよう様々な工夫を加えながら地域福祉の推進に寄与しています。岩渕安弘さんの取り組みは、単なる音楽好きの発表の場として行っているのではないと聴いています。彼は詳しく説明していませんが、スーパーで高齢者が一人で食事をしている様子を何度も観ており、そうした人たちへ音楽で語りかけたいと語っていました。このように、『わくわく熟年わんぱく塾』卒塾生は、卒塾生同士が協働連携するなどして、これまで以上に地域社会に目を向け活動をしているようです。
地域福祉の推進として様々な事業が社会福祉協議会や社会教育の場面で行われています。栗原市社協若柳支部で行われている『わくわく熟年わんぱく塾』は、住民主体の地域福祉推進や高幸者(高齢者を幸歳者と呼びたいと語ったのは塾生最高齢の方でした)の役割づくりの場として、学ぶことの多い事業ではないかと思っています。

河北新報朝刊(2026/06/19)



