子どもの味方(元大阪市立大空小学校長)

大阪市立大空小学校の初代校長で2015(平成27)年まで務め「校則なし、先生の残業なし。発達障害児や不登校だった子もみんな一緒に学ぶ小学校」を築いた木村泰子先生。

木村泰子先生がいた大阪市立大空小学校は、映画『みんなの学校』の舞台となった場所です。発達障害と診断された子や不登校だった子など、さまざまな問題を抱えた子どもたちがともに学び合い、元気に卒業していく様子は、教育関係者のみならず、子どもを持つ親に希望を与えてくれました。

7月2日の河北新報に取り上げられ、彼女の教育方針が書かれており、改めて教育の持つ可能性と教育環境の大切さを感じています。

そのような時、吉報が届きました。富谷ユネスコ協会は、少し先になりますが、12月18日に映画「みんなの学校」と木村先生のお話を聞く会を開催するというのです。あの映画が上映されるだけでも凄いことなにに、木村泰子先生を招くというのは驚くばかりです。富谷ユネスコの心意気を感じます。

子ども達の教育環境を整えるために官民が協働する姿は、住民参加で「地域をデザインする」ことに他なりません。このように「地域デザイン」を出来ることからコツコツと積み重ねていく。これが本来の地域づくりの姿のように思います。

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

子どもの味方(元大阪市立大空小学校長)” に対して2件のコメントがあります。

  1. スマイル より:

    友人たちが映画「みんなの学校」を観てとても感動していて「見るべき」と言われ続けていたのに機会がなく、「いつかは・・・」と願っていました。ところが、まるで導かれるように木村泰子先生ご本人と繋がることができて、映画上映だけでなく木村先生のお話をお聞きすることもできるかもしれない、という展開となりました。いまだになんだか夢の中にいるようです。
    まだ先のことで、これからいろいろ準備をしなくてはいけない状況ですが、正式に決まりましたらお知らせさせていただきます。
    木村先生が書かれた本『「みんなの学校」が教えてくれたこと~学び合いと育ち合いを見届けた3290日』は、どのようにしてこのような学校が生まれたのか、木村先生がこのような学校をつくることになったその経緯までとてもよくわかる素晴らしい一冊です。機会がありましたらぜひ・・・
    人の縁は不思議です。願っていた縁を引き寄せられるような生き方をしたいとあらためて思っているところです。

  2. ハチドリ より:

    大空小学校!という名前がまずもって広々とした印象があり、とても素敵です。
    『校則なし、先生の残業なし。発達障害児や不登校だった子もみんな一緒に学ぶ小学校』
    いったいどんな小学校なのでしょう。
    12月18日の「みんなの学校」の上映会と木村先生のお話を聞く会の情報をありがとうございます。さっそくカレンダーに書き込みました。
    富谷ユネスコ協会さんの活動、素晴らしいですね。
    とてもありがたいです!

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