四国八十八ヶ寺歩きお遍路巡礼紀行(5月01日50日目)

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行程等基本データ

□月日:令和5年5月01日(50日目)

□天気:午前☀/午後☀

□歩いた時間 8時間00分/日

(6時40分宿発~14時40分着)

□巡拝寺院 2寺巡拝

(87番札所〜88番札所)

□歩いた距離:24.7㎞ 

□平均速度2.6㎞/h

□高低差:443m

     2m↔445m 

□行程の特徴 宿から87番札所長尾寺までは、市街地の一般道を気づかないほどゆるく登り、長尾寺を打ち終わると、それ以降は目に見えてはっきりと長い登りが続きました。10kmをすぎる頃からは、一段とキツくなりました。

お遍路交流サロンからは、旧遍路道に入り、キツイ登りが続き410mをピークに額峠を越えると、アップダウンを繰り返しながら88番札所大窪寺に向かいました。最後の遍路道にふさわしい、山越えで目的地に着く行程でした。

昨日の、屋島寺からの崖を下るような遍路道農影響か、額峠からは足首が痛いので何度も止まりながらの歩きとなりました。それでも、距離がそう長くはなかったので、余り遅れることなく88番札所大窪寺を打ち終えました。

  

□本日の行程地形(時間軸×標高)

一歩いつぽを踏みしめる

心身の状態・特記事項(感想)

□身体的状態

 ○  ○  ◇  ○  ○

昨日の、屋島寺の崖を下る様なの遍路道農影響が、後半に出てきて、何度も止まりながらの歩きでした。止まって休むと少しばかり歩けるようなり、またあるき出す。こんな繰り返しでした。最後まで余裕のない歩きでした。

精神的状態

 ○  ○  ◇  ○  ○

特に、これまでと同じように、ひたすら歩く一日でした。遍路道だけは、いつもよりゆっくり歩きました。宮城県の鳴子の旧街道を歩いたときのように、一歩いつぽ噛みしめるような感じでした。

□受けた「おせったい」 

四国八十八箇所遍路大使任命書 お遍路交流サロンで頂きました。いい記念になります。

□特記事項(感想) 

これまでと変わらず、ひたすら歩く一日でした。何か、これまでと違う感覚になるのと思っていたのですが、特段、こみ上げるものがある等とはならず、淡々とお経を読みました。まだまた高野山奥の院迄70km以上も歩くので、結願と言っても先があるからだと思います。とはいえ、皆さんには、大変お世話になりました。お陰様で結願出来ました。何とか50日で1200kmを歩き切ることが出来ました。有難うございました。

□明日の行程の留意事項 お礼参りの習慣に沿って二日かけて1番札所霊仙寺を目指します。一日目は、27km歩いて、6番札所安楽寺宿坊に泊まります。次の日に、15km程歩き1番札所霊仙寺にお礼の参拝をします。行程の地形等は良く分かりませんが、全体としては下り坂ではないかと思います。

印象に残る写真

歩き始めの現在地
歩きお遍路
87番札所長尾寺
遍路道の説明
最後のThe遍路道
讃岐遍路道の説明
足が痛いのに気持ちははやる
結願の寺88番札所大窪寺
諸仏が見守る

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

四国八十八ヶ寺歩きお遍路巡礼紀行(5月01日50日目)” に対して5件のコメントがあります。

  1. ハチドリ より:

    『何か、これまでと違う感覚になるのと思っていたのですが、特段、こみ上げるものがある等とはならず、淡々とお経を読みました。』
    その先生が感じた?感想は,なんとなくわかるような気がします。

    それでも私は「電報」を出すなどして,敢えてお伝えしたい気持ちでした。
    四国八十八カ寺歩きお遍路巡礼,88カ所目「大窪寺」の結願達成!!
    まことにおめでとうございました。
    振り返るのはこれからなのかもしれません。
    ぜひ,毎日書き続けたこのホームページをゆっくり読んでみてほしいです。
    いっぱいいっぱい自分を褒めてやってください。

  2. いくこ より:

    こうして結願までの道のりを読ませて頂いて、これまで幾多の人々が成し遂げてきたということに深い感慨を覚えます。
    日常の生活に戻られてから、折に触れて思い出される味わい深い人生の宝を手になさったのですね。

  3. スマイル より:

    「結願」を成し遂げられても『特段、こみ上げるものがある等とはならず、淡々とお経を読みました。』とのこと。なんとなくわかるような気がしました。「捻挫をした!」というあの日は、88番札所までたどり着くことは奇跡だと感じましたが、その後の一日とて同じ苦労はない日々を淡々と歩かれたその延長上に88番札所もある・・・ずっとこのホームページで見守ってきた方達もそう思った方が多いのではないでしょうか。かえってそれが凄いことだと感じています。「成し遂げたぞ!」という感慨ではなく、日々重ねた感謝などの方がずっとずっと大きくなっているという証のように思います。
    お礼参りの道のりも、ご加護に満ちたものとなることでしょう。一歩一歩、かみしめて歩んでください。

  4. CCSW より:

    本間先生

    数日おきのまとめ読みでしたが、内心ハラハラし祈りながら行程を読ませていただいていました。
    とにかく足首が守られますように、これ以上ケガしませんように、健康が守られますようにと…

    先生の忍耐力とやり遂げる信念に、ただただ圧倒される思いがあります。
    この旅の中で、先生の心の中でどんなことを感じ思いめぐらして歩いていらっしゃるのだろう…と、その行間や写真から、風景や雨や風や陽差し、そして痛みや息遣いとともに想像しておりました。
    最後まで旅の足が守られますように。そして無事にお戻りになりますように。
    引き続き心からお祈りしています。

  5. 鈴虫 より:

    四国八十八ヶ寺歩きお遍路の最終日は、なんと晴れやかな青空でしょう。
    度々雨にあい、先生って雨男なの?と思うこともありました。
    そういえば前回のお遍路最終日は、雨の中の写真を載せていたと記憶しています。
    大変な道のりを歩いたご苦労を自然界が労ってくれたのですね。

    写真もとても美しいです。
    特に最後の1枚は仏様達に照明が当てられている様にくっきりと浮かび上がり、まるで命が宿っているようで印象的です。
    もしかしたら無事に歩き通せた先生の晴れやかな気持ちが、そこに映し出されているのかもしれません。

    今日からは結願成就のご報告の旅とのこと。大切に味わいながら進んでください。
    いってらっしゃい。

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