今週の一枚(North American QSO Partyにチョット参加)

2023 North American QSO Party(SSB)に参加しました。主として北米のアマチュア無線が交信の対象となる、全世界のアマチュア無線家が参加するコンテスト(多くの局と交信する)に、わずかな時間だけの参加です。

夕方だったので主にヨーロッパの局が多く聞こえました(朝方はアメリカでした)。ドイツとブルガリア等と交信しましが、交信した相手がどんな局長さんなのか交信を終えてから、世界中のアマチュア無線家のプラットホームになっている「QRZ.com」というサイトで見てみました。

DA22WRTC局は、ドイツの方で個人Call SignはDJ5MWです。何と、100万局と交信していました。今回のコンテストには、「WRTC(World Radiosport Team Championship):世界ラジオスポーツチーム選手権」に参加して交信していたようです。WRTCは、招待を受けた世界中のコンテスターが世界の一箇所に集い、同様のアンテナとオペレーティング条件のアマチュア無線局を使用して競うアマチュア無線のコンテストです。なかなか慣れた捌き方をしていたので、大変アクティブにやっている方のようでした。

QRM.comにアップされている写真

LZ0WRTCK局は、ブルガリアの局長さんです。個人CallSignはLZ2KSBでアマチュア無線の普及啓発に尽力されているようです。この方も、100万局を超える交信をしていました。YouTubeに動画がアップされていました。とても楽しそうです。

何とも凄い方と交信できてとても嬉しい気持ちです。

我が家からヨーロッパの局と交信できる、なんか理屈は分かっているのですが、目の前にある小さな機会で電波を発生させ、その電波を高さ13mの鉄塔から北北西(326度)に向けて発射し、地上約200~400㎞の高さに生成されている電離層(F層)に反射して大陸をひとまたぎしてヨーロッパに届きます。我が家からドイツ(DJ5MW)までは8,992㎞です。この距離を、目の前の昔のラジオくらいの大きさの無線機がつなぐのです。それも、目に見えない電気の波が。

大好きな人との以心伝心みたいで、目に見えない力で結びつく。ロマンがあって良いですよね!無線をやっていると、この見えない力の存在にロマンを感じるんだよね。

13mh 4element YAGIA antenna
FTDX101MP(20WW)

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