今週の一枚(過ぎゆく夏の思い出)

隣の娘宅で行われた花火。盛夏の峠を越えた感じがするこの時期の花火は、様々な想いが去来します。娘が母となって子どもを見つけている様子を、気持ちは父・母だが、明らかにお祖父ちゃんお祖母ちゃんになった私たちが見つめています。

孫の様子を見ながら、娘が子どもの頃を思い出し、一瞬自分の年齢を忘れてしまいます。若いときの花火は、「光と声」が組み合わさって賑やかで躍動的な感じがありました。年を重ねた今の花火は、目映い(まばゆい)光にさえ走馬燈のように感じます。

若いときの花火は、「光と声」があり賑やかで躍動的な感じがありました。年を重ねた今は、目映い(まばゆい)光の中に「時間軸」を感じ、様々な想いが去来します。

孫が手にする線香花火は、送り火のように見えます。里帰りしていた母は、丑に乗って西方浄土に帰っていきました。

三世代の花火
送り火に見える線香花火

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