ささやかな家庭菜園

猫のひたい程の畑に、野菜を植えました。近くDIYセンターから苗を購入し、肥料もつぎ込み、慣れない鍬で畝をつくり、支柱なども立てました。ミニトマトは、農業用マルチシートを施すなど、見た目はそれっぽい菜園です。

今回植えたのは、ミニトマト2種類、枝豆2種類、キュウリを苗で植えました。その他、ニンジン、小松菜は種から植えてみました。去年は、いっぱい取れたので、二匹目のドジョウを狙って、この野菜にしました。キュウリは、食べきれないほど取れたので、「キュウちゃん漬け」?にして長く食べました。これがなかなかイケるご飯のお供になり重宝しました。

私の役割は、朝に日課のウオーキングから戻ると、道路に飛び散った落ち葉を拾い、家の周りの雑草取り。それが終わると野菜や芝生えの水やりです。真夏の収穫期になると、これに収穫が入ります。その頃になると隣の孫もやって来て収穫を手伝います。でも、彼は収穫したものは自分のものと思っているようで、得意になって母親(娘)に持っていきます。多分、イチゴ狩りやブドウ狩りの経験がそうさせているように思います。

孫が楽しそうにしているそれも含めて、お楽しみなので何ら不都合はありません。孫が来ないときは、濡れ縁に一山お裾分け(お福分け)します。でも、相互交換が成立していない現状があり、「今時の若い者は・・」となります。

わずかばかりの家庭菜園ですが、孫との関わりのツールになったり、朝とり野菜の新鮮さを堪能したりと、なかなか面白いものです。投資に対する回収を金額で評価したら、きっと合わないのだと思いますが、その他の金銭では評価できないお楽しみ部分を合わせると、良い感じの所に行っているのかも知れません。

今年は、味噌づくりに挑戦する機会もあるようなので、近い将来、究極の自家製味噌で新鮮なキュウリを味わえる時が来そうです。

味噌といえば、東北学院大学で教鞭を執っているときに、地域課題演習の授業の一環で学生と一緒に、荒町商店街の振興策を提案する為に、地域調査対象とした仙台藩時代から続く「佐藤麹味噌醤油店」(仙台市荒町)を思い出します。創業慶長8年(1603年)以来、本場仙台味噌の伝統と味と香りを守り続け、品添加物を一切使用しない、身体に良い「手作り味噌」づくりに心掛けているといいます。1603(慶長8)年は、徳川家康が征夷大将軍に補任し、江戸を本拠として創立して、日本の武家政権江戸幕府を開いた年です。

江戸時代、荒町は、麹を独占的に販売する権利が与えられたため「麹の街」として発展しています。明治以降は麹が徐々に減り、業種の入れ替わりもありつつも、現在に至るまで小さな商人の町として形を残しています。そんな歴史のある「麹の街」荒町で、唯一残って今に麹を伝え残しているのが「佐藤麹味噌醤油店」です。

Webで学生のインタビューを受けている
佐藤麹味噌醤油店主

日本の伝統的な発酵文化に親しみながら、旬の食材を味わい、日本食を楽しめたら面白いだろうなって思います。Naritaマルシェのみなさんがやっている味噌倶楽部の方々のお話しを聞くと、「塩」にも相当のこだわりがあるとか。麹と塩がつくりだす日本の伝統食、面白そうでワクワクMAXです。

我が家の家庭菜園
昨年(2021)6月中旬の様子

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

ささやかな家庭菜園” に対して9件のコメントがあります。

  1. 鈴虫 より:

    ハチドリさん
    割り込みコメントを気にしておられる様ですが、私も自分のアンテナに触れた会話には、つい交ざりたくなってしまうので気持ちおんなじ。割り込みでも飛び入りでもコメント頂けて嬉しいです。
    やまぼうしさんも、きっと「気にしないで」って言ってくれますょ👌

    1. ハチドリ より:

      鈴虫さん、おはようございます。
      温かいお言葉をありがとうございます。これからもひょっこり現れたらよろしくお願いいたしますね😃✌️

  2. ハチドリ より:

    『投資に対する回収を金額で評価したら、きっと合わないのだと思いますが』とのことですが、いやいや、先生!今度スーパーでミニトマトがいくらくらいで売られているかよ~く見てみてください。

    それと、昨年採れたミニトマトの量を思いだし、そろばんを弾いてみてくださいね。ドッヒャー(*≧∇≦)ノと思うこと間違いなしですよ☝️そして、お孫ちゃんと野菜で関われるなんて最高じゃないですか!

    たくさん採れ過ぎたキュウリは、やっぱりきゅうりのキューちゃん漬けですかね。なかなか素敵な土地の使い方、いいですね~。落ち葉は、人生フルーツのあかあさんのように畑にいれるのでしょうか。大豆、たくさん植えて、いいあんばいの味噌造りも楽しみですね。

    1. 鈴虫 より:

      ハチドリさん
      私も小さな畑のために管理機を買ってもらって耕しているので、時々家族から「元が取れて無いんでないの?」などとチクリとされています。でも、そんなことはお構いなしに土と戯れ、美味しい収穫に恵まれた時の喜びのほうが優っているから良いの!
      義父母から受け継ぎ、近所のおばあさん達を先生に、年々楽しみが増しています♪
      これをお金に勘定しようとしちゃダメですよね😆
      ところで、きゅうりのキューちゃん漬けってどうやって作るのでしょうか?

      1. ハチドリ より:

        まあ、鈴虫さん、管理機ってマメトラってやつですか?買ってもらった?なんて羨ましいことでしょうか!
        畑を貸してもらってるおじいさんが大きなトラクターとちっちゃなトラクター持っていて、宮城の同級生(おせっかいおじちゃん)がそれを使い、ありがたいことに私がいない間に耕して帰っていきます。私もそのマメトラ欲しいんですよね~。
        いいなあ、鈴虫さん🤗☝️
        今日はやっと畑に行き、1日土に触れ、夏野菜の苗や種を植えてきました。収穫は山盛りの三つ葉、うど、ニラ、ほうれん草、あとは山からタラの芽もちょっとね。
        最高にワクワクしたのは、昨年のミニトマトの種からと思われる芽🌱がたくさん出ていたこと。まだまだホントに小さいのですが、あれは絶対にトマトの芽🌱😁💞
        大きくならないかな~と楽しみでたまりません(*≧∇≦)ノ

        きゅうりのキューちゃんはとても簡単にできます。きゅうりは煮てもパリパリするから不思議です。「きゅうりのキューちゃん」で検索すると作り方出ていますよ😁

        1. 鈴虫 より:

          ハチドリさん
          管理機をマメトラと呼ぶのは知らなかったです。へっぴり腰で鍬が上手く使えない私にはマストアイテムです。
          ミニトマトは皮に少し傷を付けて畑に埋めると育つから、それはきっとトマトの芽ですよ、大きくなるのが楽しみですね🍅
          きゅうりのキューちゃん、この夏やってみます。ありがとうございました。

          1. ハチドリ より:

            鈴虫さん、おはようございます。多分、昨年の落ちた実から芽が出たトマトの🌱ですよね。

            さて、昨夜、仏壇のカーネーションの鈴虫さんとやまぼうしさんのやりとりの中になんのご挨拶もなく割り込んでしまいました。実は私もテッセンを植えたいと思っており、昨日ポットに入っていたのを買って来て植えてみたんです。あと今のアパートには仏壇はないのですが、亡くなった両親の写真に向かい、毎朝出勤する前に「今日も守ってくださいね。みんなが幸せになりますように」とお願いしていくのです。お二人のやりとりを読み、私も書きたいな~って思っていて・・、突然書き込みしてごめんなさい😅💦

  3. いくこ より:

    佐藤麹味噌醤油店、良いたたずまいですね。こういうところでお買いものがしたいです。
    誘いあっての味噌作り「味噌倶楽部」も次は3回目になります。
    いつも志だけは大風呂敷なので(笑)材料調達にはできるだけ未来を支える意味を込めたい、これまで秋田や山形の麹を使ってきましたが地元のお店を教えて頂いてうれしいです。
    次の仕込みは先生も人数に入っていますのでよろしくお願いいたします。

    1. ハチドリ より:

      いく子さん、私も「味噌倶楽部」に入部したいです。
      今年の春は、NaritaマルシェさんのWebサイトを読み、自力で作ってみたけど、やはり直接ご指導をしていただきたいです😃✌️
      塩も麹も気になる~!

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