仙台東照宮と満開の桜(4月分QSL Card)

4月分のアマチュア無線交信証(QSL Card)を作成する為に、仙台東照宮に行きました。仙台市内で桜が綺麗で何らかの文化財とコラボしている場所はないかと探していたところ、「東照宮」が良いらしいと知り、早速撮影に行って見ました。

桜は満開でした。比較的落ち着いた感じの神社で、桜の木の本数は多くなく、杉木立に中で少し控えめの感じがする桜でした。思ったよりに人が出ていて、盛んに桜にスマホを向けていました。最近は、カメラで撮影するのではなくスマホで行う方が多いようです。スマホのカメラ機能はだいぶ向上していると聞いていますが、ここ一番の写真は一眼レフで、という今では化石かも知れませんが、私はそんなこだわりで被写体に向かっています。

2022年4月 QSL Card

仙台東照宮は、初めて行きました。仙台藩二代藩主伊達忠宗公によって1654(承応3)年3月に創建されています。日本全国に良材を求め、一流の工匠たちを起用し、七宝金具を使用した精巧な金具や金箔押しの彫刻で社殿を装飾するなどしています。七宝金具は、全国に数十ある東照宮の中でも日光東照宮と仙台東照宮にしか使用されていないようです。

そもそも「東照宮」とは、徳川家康公を御祭神としておまつりする神社です。将軍家によって創建された日光や久能山の東照宮を始め、徳川御三家や各藩主によって全国各地に創建されています。仙台東照宮が鎮座するこの場所は、「玉手崎」(たまてさき)とよばれ、風光明媚な場所として古来信仰の地になっていました。1591(天正19)年に徳川家康公が葛西大崎一揆の視察を終えて帰途のおり、この地で休息された故事により、鎮座地に選ばれたと伝わっています。本殿、隋身門及び鳥居は、国指定の重要文化財になっています。

頂いたパンフレットなどから、「徳川家康公を御祭神としておまつりする神社」とわかり、徳川家康が神様か~・・・と、少々ありがたみが弱くなっています(汗)いつの世も、戦で勝ったものが神と崇められたり、様々な文化財と言われる贅の限りを投じた建物等を残している。私のような庶民は、ひれ伏すだけで何も後世に残すものがない。生活の足跡が貴重な文化として残るような世の中でありたいと思うのですがなかなか・・・。

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

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