学生からお見舞いのLINEが届く

昨年、私が担当していた地域課題演習を履修した学生から「Blog拝見しました。骨折されたとのことですが、その後痛みはどうですか?お大事になさって下さいね」と、LINEが届きました。もの凄く嬉しい、飛び上がるほど嬉しいです。大学を離れても、こうしたLINEが届くというのは、教員をやっていて本当に良かったと改めて感じています。 

この学生は、2年生前期で地域の課題Ⅰ(必修)を履修し、2年生後期では地域の課題Ⅱ(選択)を履修。3年生では通年の地域課題演習(選択)を履修してくれました。私が担当する地域教育科目四教科の内三教科を履修してくれた数少ない学生です。とても優秀で、海外留学経験などもあります。 

この学生は、地域課題演習の授業で土樋キャンパスに近い荒町商店街活性化の事業提案をしてくれました。事業提案は、「荒町地区へのマイクロツーリズム-旅人の目線から魅力を発信する試み」というタイトルで、「タイポ散歩」(荒町商店街にある商店等の看板の特徴あるタイポグラフィーに着目)を中心にした観光ルートです。 

学生と一緒に街中を廻ってみると、確かに商店名や屋号を書いた看板は、特徴ある書体で書かれていてとても面白かったです。古い漢字で書かれた看板等は、藩政時代から栄えた「荒町」の栄華を彷彿とさせてくれます。これを見つけてそこに新しさや唯一無二の価値を見いだしている感性は素晴らしいものがあります。 

この様な学生と一時を共にできたことは私の宝です。そんな学生からのLINE、嬉しくてたまらないです。肋骨の骨折が一気に治りそうです。

地域の課題ⅡNaritaマルシェ「おむすびの会」参与観察
地域課題演習「荒町商店街現地調査」

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

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