永平寺への未知・みち24日目(6月17日)
菩提寺(仙台市)から永平寺までの700キロ24日目(6月17日)の様子です。
富山県金沢市から白川市までの約20キロを猛暑の中を歩きました。事前に猛暑の予報だってので、早めに宿を出ました。
歩き始めてから一時間程は、そんなに暑さを感じませんでした。しかし、8時過ぎる頃からは、「ジリジリ」と音がするような日差しでした。
午後はもう「外に出ては行けない!」って言う感じの暑さでした。途中、5キロ以上も水田の真ん中を一直線に走る四車線の県道かあり、全く日陰がなくて道路標識の支柱の細い陰に入って膝に手を当てて休むという状態でした。道路には「逃げ水」が見え、頭はクラクラしてきます。更に、歩道は車道のアスファルトと異なり、コンクリート製で表面が白っぽいので、下からも熱が伝わってくるようでした。
教えて頂いた凍っているペットボトルも試したのですが、1時間程しか保てず、結局、生ぬるい水を飲みながら歩く事になりました。
熱中症対策は、男子の身体的特徴を生かして、自己流で身体の状態をチェックして、水分不足にならないように気をつけました。水の補給を最優先にしてので、食べ物は塩おにぎりにバナナで終わりでした。「焼き肉」は、あったとしても、とても食べられません。歩くためだけにエネルギーを使うので精一杯のようでした。
今日は20.2キロ7時間39分3683kcal平均2.6km/hでした。
明日は23キロ程度で、能登半島の付け根を横断しおわり加賀市に入ります。



おはようございます。
全国的に猛暑のようです。
だいぶ体の方も慣れて来たかと思いますが、喉が渇かなくてもこまめな水分補給を心がけてくださいね。休める場所があったら遠慮せずに休憩もしてくださいね。
美しい写真も楽しみにしています。
朝早く出発なさったのは正解だったかと思います。
明日もかなりの暑い日となりそうです!
早めにポカリなどスポーツドリンクの凍ったのが手に入りますように。
そしてこまめの水分補給と休憩を心がけてください。
昨夜テレビで、北極を歩いて横断している日本人の番組をみました。
マイナス30度にもなる過酷な環境のところで、気温はまるで真逆なのに、猛暑の中進んでいる先生と重ねて見ていました。
時にはシロクマを追い払いながら、人が住まなくなって100年経つところにある、石(息子を待ち続け、そのまま石像の形になったと言われる母親)を目指すのです。
石像に辿り着いたその人は、「自分に何も関係のない石なのになぜ涙が出るのだろう」と頬を濡らしていたのが印象的でした
これほどに何も無い、日陰も無い道路とは想像以上でした。これでは『クーリングシェルター』なんて役に立たない情報でしたね。
周りの心配をよそに、先生は今日も無事に歩き通されて凄いです。
明日も油断なく、安全な一日を!
そろそろ最終目的地『永平寺』までのカウントダウンが始まっていますから、翌日に繋がる歩きが出来ますように。