今週の1枚(巣に帰るがん)

宮城県栗原市と登米市にまたがるラムサール条約登録湿地(国内2番目の指定)の伊豆沼・内沼では、渡り鳥のガン類の飛来がピークを迎えています。ロシア極東から飛来するガン類は国内の約9割が宮城県で越冬し、冬季もほとんど凍らない伊豆沼・内沼はゆっくり羽を休められる「聖地」となっています。

公益財団宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団の観測では、2023(令和5)年11月日に、106,132羽確認されています。がん類103,005羽、ハクチョウー類1,346類、カモ類1,781羽となっています。

茜色に染まる空をV字を成して越冬地に帰る様子は、この地の宝物を見ている感じがします。この日は、熟年わんぱく塾の1期生と迫桜高校(宮城県若柳)の福祉教養系列に所属する高校生21人との食を通しての交流会で、その帰り道に見た様子です。迫桜高校の生徒は地域の宝だと思って交流会を終えての帰り道に、もう一つのこの地域だからこその宝を見る事ができました。

V字編隊で伊豆沼・内沼に帰る
迫桜高等学校(宮城県栗原市若柳)
一期生(左端)と高校生
学級委員長(左)の指導の下珈琲を淹れる高校生と見守る1期生

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

今週の1枚(巣に帰るがん)” に対して3件のコメントがあります。

  1. 鈴虫 より:

    茜色の空にV字を成して飛ぶがんの写真を見てから、ずっと心に残り何度も見直していました。
    このV字編隊はいつ、誰に教わるのでしょう。飛び立つタイミングを誰が判断するのでしょう。とても不思議で神秘的です。

    きっと誰でも先頭をリード出来る能力を備えているのではないかしら。
    陸で羽を休めながら、「今度は私が先頭を行くわ!」「じゃあ私達が右翼に着きます」「それでは私達は左翼ね」「みんな大丈夫?しっかり着いてきて!」「はいっ。後ろから声がけします」なんて綿密な相談をしているのかも?

    間違った方向に進まない様にリードする者とそれを信じて着いて行く者のお互いへの信頼関係が揺るぎない帰巣本能を支えているのでしょうか。
    只々飛ぶこと、生きることに一生懸命ながんの姿から教えられることは深いなぁと感心しています。

    そんな渡り鳥の会話を妄想して夢の世界に飛んでいます。(笑)
    素敵な瞬間を切り取った写真をありがとうございました。

    1. ハチドリ より:

      鈴虫さん、こんばんは!
      今では伊豆沼・内沼にたくさんのがんが飛来していますが、国内最初にラムサール条約登録湿地に指定されたのは大崎市の『蕪栗沼』と言うところで、私の母の実家のあるすぐ近くでした。

      小さい頃からあっちからもこっちからも、たくさんの群れがV字型で夕暮れにねぐらいりする姿を何とも不思議な気持ちで眺めていました。
      それに対して、まだ薄暗い夜明けの朝に、ゴーッと音を立て一斉に飛び立つ姿はそれはそれは鳥肌が立つくらい感動的なんだそうです。「なんだそうです」とは、私はまだ冬の薄暗い夜明けに早起きして見にいったことがないのです。一度見に行ったときは、すでに飛び立ったあとで…(^_^;)
      一度はその感動を味わってみたいものです。

      大崎市のキャラクターの『パタ崎さん』ご存知ですか?パタ崎さんは、この渡り鳥のがんがモデルなんですよ。

      1. 鈴虫 より:

        ハチドリさん
        ラムサール条約登録湿地に南三陸町志津川湾も震災後にお仲間入りしているのですよ。
        大崎市ではパタ崎さんなんていう可愛いマスコットがいるのですね!
        ネットで見てみましたけど可愛いですねー😍

        志津川湾は震災による大津波でワイルドに様変わりしましたが、そのむき出しの自然と藻場が黒雁のお気に召したようです(笑)
        よその渡り鳥飛来地のように、その飛び立つ姿を見に、町内外から沢山の人がいらしてくれたら嬉しいなぁと願っています。

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