何度聴いても泣ける東北学院大校歌

眠い目をこすりながら東北学院大学ホーイ記念館に行ってきました。東北学院大学と荒町地区・連坊地区の商店会がコラボして、「わが街マルシェ」が開催されていたからです。

大学に在籍した時に、五橋アーバンキャンパス構想が始動し、大学と荒町地区の関係構築が大きな課題となっていました。当初、高層の講義棟建設への反対運動などが地元から起きて、何度も階数の設計変更が行われ、講義等の位置を変える等の地元対策が行われました。

私は、地元の大学生に対するアレルギー的反応(街が汚れる・うるさくなる等々)もわかるような気がしたので、学生の感性を地元に生かして、大学そして学生の事を知ってもらおうと、担当していた授業「地域課題演習」を地元荒町商店会の活性化をテーマにして、荒町地区に入りました。

履修した学生奈那子さんは「荒町地区へのマイクロツーリズム-旅人目線から魅力を発信する試み-」と題する荒町商店街への提案を行っています(別添参照)。また、佐藤味噌麹店なども取り扱っている履修学生の力作が以下です。ホント、彼らは頑張った!お時間があったら読んでみてください。

こうしたことをやっていたので、その後も大学と荒町地区・連坊地区が協働で様々な取り組みが行われ、今回「第一回わが街マルシェ」が開催されたと聞きつけ、勇んで行ったのです。会場では、当時お世話になった市役所の職員ともお会いすることもできました。出店されていた方々はほとんど面識がなく、少々時間の経過も感じつつも、大学と地域の商店が新たな地域づくりの為に取り組む姿はとても嬉しく観てきました。

OOC第一回世界大会の報告を終えたその日というタイミングだったので、軽くなった気持ちで参加出来ました。久しぶりの大学、東北大学大学院社会学研究室に行ったときとまた違う感覚で一時を過ごしてきました。

わが街マルシェ(2022-11-23)
マルシェの概観

その一環で「東北学院大学応援団」があったのです。ことし、9月28日に東日本大震災で大変頑張ってくれた災害公営住宅自治会長さんたちと一緒にこれからの在り方を勉強する研修会で、その冒頭に「東北学院大学応援団」にエールを頂いていました。そのようかこともありましたし、私自身校歌を聞くと北上町十三浜白浜から大学に通っていた時のことや大学院に通っていたときのことを思い出し、自然と涙が出るのです。

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

何度聴いても泣ける東北学院大校歌” に対して1件のコメントがあります。

  1. スマイル より:

    今日の河北新報にも「わが街マルシェ」が取り上げられていましたね。「学生は地域に育んでもらって成長する」という企画した方の言葉が紹介されていました。学生さんの姿を知ってもらう、学生さんにも地域に関心をもってもらい親しくなってもらう・・・そうなれたら、故郷を離れて通う学生さんたちにとっても「わが街」になり、地域にとっても学生さんたちが大切な存在になりますよね。どちらにとってもいいことずくめだと思います。本間先生がそういう信念をもって学生さん達を指導なさったことが種となって、この企画に繋がったのだと思います。

    「わが街」という言葉、なんていいのでしょう。誰もが今住んでいるところ、通っているところを「わが街」と思って大切にしようと思うだけで、そこの空間は良いエネルギーとなって素敵な循環が生まれると思います。これからも、東北学院大学が率先して実践してくれることを私も心から願います。

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