全国高校野球選手権大会開幕

2年ぶりに高校球児の夢の舞台、全国高校野球が開幕しました。全国49の代表校が憧れの地甲子園球場(兵庫県西宮市)に集い熱戦が始まりました。 宮城県代表は、初出場の東北学院高校です。初戦の相手は愛工大名電(愛知県)です。愛工大名電(愛知工業大学名電高等学校)はイチローを輩出した伝統校です。そこと戦い、5対3で下し、2回戦に駒を進めました。 

私が関心を持ったのは、試合の内容ではなく、大会歌のアカペラによる独唱です。開会式の冒頭、俳優・歌手の山崎育三郎さん(35)が大会歌「栄冠は君に輝く」をアカペラで3番まで独唱し、球場中に響き渡る伸びやかな声で、熱戦に臨む選手たちを鼓舞しました。山崎さんは、作曲者の古関裕而をモデルにしたNHK連続テレビ小説「エール」に出演し、大会歌を歌っています。 

コロナ禍にあって、昨年は中止に追い込まれました。そうした中にあっても、地道に練習を積み重ね、憧れの地甲子園球場に立っています。山崎育三郎さんが歌う大会歌「栄冠は君に輝く」は、そのような高校球児に対する「大人」の励まし・エールと聞こえ感動を覚えました。このような状況にあるときこそ、大人は青年の夢を支え、励まし、希望を力に変える役割を担う必要があると思います。今回の大会歌独唱は、このことを具体的に示してくれたと思いました。

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

全国高校野球選手権大会開幕” に対して2件のコメントがあります。

  1. 鈴木郁子 より:

    おはようございます。
    深くうなずく思いで読ませて頂きました。
    YouTube貼って頂いてとっても良かったです!
    先生のなさってきたことが遠く繋がっているように思えてなりません。
    今朝も学びのページをありがとうございます。

    1. welfare0622 より:

      お読み頂き有り難うございます。
      私は、この大会歌だけで高校生に対する大人の本気度を感じてしまったのです。
      東京オリンピック2020の開会式・閉会式がとても残念なものだったので
      大人が本気で青年の自己実現の場を設けようとする姿が際立ったように思います。

      私が感じた本気度に共感して頂きとても嬉しいです。

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