QSLカード(交信証)の発送

今日(5月24日)、5月分のQSLカードをJARLのQSLビューロー(島根県出雲市)へ発送しました。今月は74局(23日迄の分)と交信しました。北は北海道積丹町、南は大分県別府市、国外は米国カリフォルニアでした。

QSLカードは、相手局と交信したことをお互いに証明するために交換するアマチュア無線独特のカードで、交信証とも呼ばれます。このQSLカードの交換を自分でするには、交信相手の住所を調べたり、自分のカードを交信相手に送付するための切手代なども必要となり、枚数が増えるとなかなか大変です。

そこでJARL(アマチュア無線連盟)会員の大きな特典の一つとして、QSLカードの転送サービスがあります。QSLカードをまとめてJARLのQSLビューロー(島根県出雲市)へ送るだけで、国内はもちろん、海外の局へも、本人に代わってJARLがカードを送ってくれます。また、外国の局やJARL会員からのQSLカードは、ビューロー経由で届けてくれます。

東北地方(7エリア)は、奇数月に転送されてきます。概ね月末に届きます。どの様なカードが届くのか毎回とても楽しみです。私は、毎月50局程度としか交信していないので、それほど多くはないのですが、非常に活発に交信している移動局などは、一日に100局と交信する局長さんが一杯います。そのような方は、初めての交信以外は、One Weyといって、一方通行でQSLカードを発行してくれます。それでも、毎回、段ボール箱でQSLカードが届くそうです。

QSLカードが届くと、ログ(交信記録)に相手局情報の不足分などを記載します。交信時の信号強度や了解度、使用している送受信機の型式や出力、使用している空中線(アンテナ)や地上高等々です。更には、交信場所を地図帳に落とし込んで、「この場所と交信したんだ!」って喜んでいます。離島や沖縄県の島々と交信したときなどは、殆どの場合いったことも地名も知らないことが多いので、その市町村名に赤丸を付けるのがとても楽しいです。

それほど夢中になって交信しているわけではありませんが、それでも一日の数時間、自分で電波を出して、あるには相手局の電波をキャッチして、日本中の、時には外国の局長さんとお話しできるのは、なかなか面白いです。それに、電波は、電離層を反射して伝わっていくので、季節や時間帯によって電離層の状態が変わり、電波の伝わる地域や強さが変わります。正に生き物です。そうしたところも面白い所です。それに、何よりいい暇つぶしになるので、今の私には大助かりです。

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

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