長い距離歩くことに慣れていなくて疲労困憊(3月14日/2日目)

四国八十八ヶ寺歩きお遍路の2日目です。初日は、何が何だか分からないままに1日が終わりました。今回から、いよいよ20キロ越えの本格的な歩きお遍路になり、1日で7番札所十楽寺から11番札所藤井寺迄の5霊場を巡拝します。

8時間ひたすら歩きながら読経しては次の札所を目指します。これから先、どのような時間が待っているのだろうか。まだ見ぬ世界に興味を持ちながらも、8時間も歩き続けることに不安が募ります。

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

長い距離歩くことに慣れていなくて疲労困憊(3月14日/2日目)” に対して4件のコメントがあります。

  1. 阿部 優 より:

    二日目お疲れさまでした。
    距離が長くて、なぜか僕も疲れました。

    熊谷寺の本堂は何度も火災にあい焼失しているが、四国最大かつ最古の仁王門は建立当時のままだそう。建築物には関わった人数分の魂が宿ります。参拝者まで数えたらとんでもない数です。そういった建築物はやはり、風格・威厳がにじみ出ています。本間さんが立ち止まったのも納得です。

    『仙台から来たの、遠くから有難う』は、来てくれて嬉しい。感謝していると本気で思っていないと出てこない言葉。自分も常にこうありたい。また、団体とかち合った際の御朱印を頂く時間は、歩きやすく整備された道程の代わりにできた新たな修行かと思う。生活環境の様々なことが、自動車社会仕様になっているということは、歩く人にとっては不便・不親切になっているので、そういった人のお役に立ちたい。例えば、助けが必要そうな人には、こんにちはと声をかけ、どちらへいかれるのですか?とおせっかいをする。
    急いでいても立ち止まってあたりを見渡してみることは絶対に必要です。僕たちは効率とか生産性のために生まれてきたのではない。立ち止まっていいのだ。
    本日もありがとうございました。

  2. ハチドリ より:

    『初めての20キロ超えで疲労困憊』,本当にお疲れ様でした。
    歩き始めてまだたったの二日目なのに,この日は1日で5霊場を巡拝したのですよね。
    最初の7番札所では,一番乗りで御朱印をいただき,なんか気持ちがよかったことでしょう。
    9番札所法輪寺の本尊は、涅槃のお姿とのこと。どのような感じか,確かに興味津々ですよね。次回のご開帳は令和7年になるのでしょうか。健脚御守「足腰お願いわらじ」はあってもいいかもしれません(笑)
    何回か拝見した,あの,土手に腰をおろしたいい感じの写真は,一級河川吉野川の土手で撮られたものなのですね?ここでの写真が趣味という地元の方やたまたま通りかかった歩きお遍路さんと三人でしばしお話ができたことは,とても貴重な良い時間でしたね。

    さあ,3日目は最初で最大の難所12番札所焼山寺,拳を握りしめて報告をお待ちしたいと思います。

    追伸
    『出立』という言葉,初めて聴きました。
    「しゅったつ」と読み,意味は「旅立ち,出発すること」とのこと。歩きお遍路にぴったりの言葉だなぁと思いました。

  3. スマイル より:

    藤棚から連想する「紫色の話」を興味深く読み、道路の案内表示が自動車向けのためだいぶ手前に設置されているということから、現在の暮らしは「社会資源との関りの中」で成り立っていて少なからず影響を受けている、ということに繋げるなど、まさに「社会学を携えたお遍路報告」になっていると感じました。また、これから歩きお遍路に挑戦なさりたい方には、何よりのガイドブックにもなっていると思います。
    夢中で必死に歩いていたであろうと思うのに、大切な瞬間や景色を覚えていらっしゃることが素晴らしいです。風景が目に浮かぶだけでなく、風の音や通り過ぎる車の音なども感じられるようです。あらためてお遍路の旅路を一から辿ることができることはとても贅沢な時間です。
    来週も楽しみにしています。

  4. いくこ より:

    おはようございます。
    道案内をしながらの「来てくれてありがとう」との言葉は、深く胸に沁みますね。
    そのようでありたいものです、今日もありがとうございました。

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