新型コロナウイルスワクチン「副反応」がでた!

新型コロナウイルスワクチン二回目(7月10日)接種の翌日にいわゆる副反応がでました。接種部位の疼痛はまだしも、発熱と強い倦怠感がでました。約二日、ベッドに臥せっていました。接種から三日目の午後になって発熱が治まり平熱に戻ってきました。倦怠感は少し残っているものの頭痛もなくなり、今夜からはまた普段の生活に戻れそうです。約二日で回復したので上出来です。

接種当日は、なんともなく過ごし、深夜までアマチュア無線を行い、アラスカとつながったと喜んでベッドに入りました。それが、朝になったら強い倦怠感と頭痛に加えて38.6℃の発熱。私は、発熱に弱く、ちょっと体温が上がっただけでも青息吐息になってしまいます。この数字を見ただけで重病人になった感じです。

これが話に聞く「副反応」かと気持ちは落ち着いていたのですが、抗生物質では薬疹が出るし、麻酔は効きが弱いといわれます。これに、ワクチンを打てば副反応が出るのでは、異形物質を受け入れにくい体質なんだと改めて感じてしまいました。

公表されている疫学情報などを見ると、高い頻度で副反応が出現していました。世界を巻き込んだコロナ禍の広がりパンデミック(感染症の世界的流行)の為、開発を急ぎある程度のリスクは承知の上で接種に踏み切らざるを得なかった事情があり、この程度の副反応は織り込み済みなのでしょう。私の場合は、重篤な副反応ではなく、この程度に終わったことを、多くのワクチン開発者やワクチン接種システム開発のSE等々全ての関係者に感謝です。

厚労省のアップデート(5月26日)によると、発熱、倦怠感、頭痛などの全身反応は、高齢者の方が若年者より頻度が少ないと報告されています。例えば、2回目接種後の37.5℃以上の発熱は、20歳代では約50%に報告されているのに対して、50歳代は約30%、70歳代では約10%と減少しています。2回目接種後の全身倦怠感は、20歳代では約80%に、70歳代では約30%に認められています。

37.5℃以上の発熱は1回目接種後は3.3%に、2回目接種後は35.6%に発生しています。2回目接種後に37.5℃以上の発熱した人のうち、半数強は38.0℃以上の発熱でした。倦怠感と頭痛は、1回目接種後は23.2%と21.2%に、2回目接種後は、67.3%と49.0%に認められています。一方、接種部位の疼痛は1回目、2回目とも約90%に、接種部位の発赤や腫脹は、1回目、2回目ともに約10%に認められました(中山伸弥(京都大学iPS細胞研究所))。

全体として、「副反応」の出現は、高齢世代は若い世代に比較するとの低いようです。とはいえ、私は発熱頻度10%の中にしっかり入っていました。二回目接種は、免疫づくりが活発なのでしょうか、それに伴う様々な症状が出やすいようです。これから二週間かけて体内に免疫を付ける生体活動が行われます。この機会に、自分の身体をこれまで以上にいたわってあげたいと思います。

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