南国情緒溢れる風景(4月9日28日目)

昨日、お風呂に入った時に左足首を見たら、くるぶしが結構腫れていたので、無理は出来ないと思い、標高470mの柏坂遍路道は避けて、長いトンネルを歩きました。ほぼ国道56号線に沿って緩いアップダウンの繰り返しです。余裕があるわけではないのですが、今日は天気が良くて風もなく大変穏やかな日和で、南国を感じさせる海に魅了されながらの歩きでした。40番札所観自在寺から41番札所龍光寺までは73㎞程有り、ここを2泊3日かけて歩く1日目です。

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

南国情緒溢れる風景(4月9日28日目)” に対して3件のコメントがあります。

  1. ハチドリ より:

    お天気に恵まれた28日目,お疲れさまでした。

    南国を感じさせる海に魅了されながら歩ける,天気が良くて風もなく大変穏やかな日和=まさに,おだびよりでしたね(スミマセン *´艸`)。
    またまた,次の札所まで2泊3日かけて歩くようですが,お天気が良いのは何よりでした。へんちくりんでも,ワシントニアパームの並木道もさらに気持ちを前に進ませることになったのではと思います。

    そんな南国情緒溢れる風景に驚きのあまり、3個100円の大きなみかんを買い込んでしまったとのこと。写真を見るかぎり,みかんというよりは色や大きさから文旦のようも見えますが,きっと爽やかな甘酸っぱさが広がったかと思います。もし,私がその場にいたら「安いごだ~」と,300円分買ったと思います。9個です。先生より欲を出してしまうことでしょう。

    『お気持ちだけ頂きます』という言葉,通常は,丁寧に「遠慮する」という気持ちを表した言葉だと思いますが,本当にありがたい,嬉しいという気持ちの時もありますよね。先生は「感謝」に近い感じのものだったとのこと。『とても気持ちの良いお遍路をしています』と感じられるということは,なんとも幸せな時間を送っているということなんだと思います。そういう時間,すごくいいですよね。

    そして,『一期一会で得た「元気をもらう」感覚は、人と人との関係性を資本として生まれた、新たな財「元気」という利潤ではないかと思うのです』『一生に一度しかない出会いとして誠意を尽くすという「一期一会」は、人と人との関わりを下にして社会関係に「元気や喜び」を生み出す社会関係資本と考えるのです』という考えを読んで,その時その瞬間をもっと大切にしていきたいよね~と思いました。

    さあ,明日も天気が良いことをお祈りしましょう。頑張ってください。

  2. スマイル より:

    お遍路が四国にあること、そこにはたわわに実る柑橘があって、それは剥けば食べられる天然のビタミンで、その爽やかさや体だけでなく心にも力をくれる・・・そんなことに思い巡らせているうちに、どんなことにも実は壮大な意図が隠されていて、「あるべくしてそこにある」となっているのではないか、と思いました。でも、現代は「より効率的なもの、合理的なもの、便利なもの」にいとも簡単に置き換えてしまう。それはなんと「考えなし」なことだろう!とハッとさせられました。

    「四国とみかんは絵になる」という言葉から、一気にこのようなことが心に浮かびました。私たちに備わった感性や可能性はほとんどがまだ眠ったままだという話も聞いたことがあります。「眠らせている場合ではない!」という気持ちになりました。

  3. 鈴虫 より:

    まだ足の腫れもひかないお遍路さんは、アップダウンのキツい道程から長いトンネルを抜けるルートを選んだとのこと。
    ちゃんと捻挫の痛みを自己管理出来ていて偉いです。

    今日の海の景色をみて与謝蕪村の『春の海 ひねもすのたり のたりかな』の一句を思い出しました。確か中学校で習ったこののんびりとした光景を思わせる一句が私は好きです。
    日頃こういう景色を見ている人は、きっと人柄も穏やかになるに違いないと思うのですが、如何なんでしょうかね。

    その俳句とともにもうひとつ浮かんだのが、大瀧詠一のちょっと気怠い歌声です。
    パームツリーの並木から連想されたのでしょうね。
    少し目を閉じてお昼寝したくなりました。

    あ!先生はお遍路中でしたね。
    景色に気を取られて足元が危なっかしいのは困ります。
    ほら、そこの石ころ!
    気をつけてお進みください。

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