同行三人
3月13日から始めた四国八十八箇寺歩きお遍路は、本日5月1日に88番札所霊仙寺を打ち終わり「結願」しました。
50日に渡り、一緒に歩いて頂き有難うございました。その間、皆様方からの支えが、歩く力歩く気力を持ち続ける原動力となりました。これまでに感じたことのないほどの皆様からの「気」を感じながら歩きました。
これまで使っていた「感謝」は、これ迄とは全く違う意味合いで感じています。お礼という意味合いに「縁」と言うのが加わり、一人の限界を感じています。
四国八十八箇寺歩きお遍路は、124グラムの母親と一緒の同行三人でした。今更遅いのですが、親孝行の真似事で母を背負って八十八箇寺を巡拝しました。「母を背負いて三歩歩めず」と言うのが有りますが、私が背負った母親は軽かったので、八十八箇寺全てを背負って歩けました。
苦しい時は励まされ、気持ちもの良い遍路道は一緒に眺め、足首の痛さには「無理するな」と優しく諭され、ひたすら歩く私を見守ってくれました。
親孝行するはずが、助けられた歩きお遍路でした。
結願の感想は全くありません。仙台に帰ってから何かを感じるのかも知れませんが、今はまた「今日の今」しかありません。
心境に何か変化が有りましたら、いつか皆様に改めて報告したいと思います。今は、ただただ皆様に感謝するだけです。有難うございました。
見事に結願、おめでとうございます。
お母さんが一緒にお参りをして、肩から頭を覗かせては景色を楽しみ、おせったいに感激して深々と頭を下げている姿が目に浮かびました。
心配の無い道を歩く時には安心して、背中にぺたんと頭をくっつけて、心地よく揺られていたことでしょう。
結願の88番札所大窪寺まで辿り着き「よく頑張った、連れてきてくれて嬉しい」と、頭や背中を何度も撫でてくれたと思いますから昨夜は温かく眠れたはずです。
お大師様とお母さんとご自身の『同行三人』で三位一体の歩きお遍路は、見応えのあるドキュメンタリーでした!
ありがとうございました。
✨結願成就✨万歳🙌🙌
母親って、子どもがひたすら一生懸命頑張っていたら、それだけで愛しく幸せなものです。本間先生のこれまでの人生を、お母様は誇りに想っていらしたと思います。
それでもなお、親孝行が足りないという気持ちが、親孝行できなかったという後悔が、お遍路への旅へと駆り立てた動機の大きなものだったのだと感じました。お母様と二人、そしてお大師様のご加護が寄り添ってくださって三人、世界一幸せな親子として歩いた道のりだったと信じることができます。このお遍路の旅、その時間が、これからの人生を照らす灯となりますね。
「結願」おめでとうございます。
追伸
きっと本間先生は仙人のようになっているのでは?と話していたのですが、やっぱり仙人みたいです!