愚痴るよりは有り難う(感謝)(4月12日31日目)

43番札所明石寺から44番札所大寶寺までは100㎞を超える道のりです。ここを3泊4日かけて歩きます。四国八十八ヶ寺歩きお遍路の札所間最長距離です。1日目は、鳥坂峠(470m)を越えて一気に下る遍路道を歩きたかったのですが、あいにくの雨降りで危険なため、今回はトンネルを選びました。巡拝霊場はなく、ひたすら歩くだけの一日です。

大洲城から越えてきた鳥坂峠(470m)を望む

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愚痴るよりは有り難う(感謝)(4月12日31日目)” に対して1件のコメントがあります。

  1. ハチドリ より:

    ひたすら歩くだけの31日めもお疲れ様でした。
    100㎞を超える道のりを4日間かけて歩く初日は雨とのこと。
    ふと思ったのですが,先生の歩きお遍路は雨の日が多いように感じます。3月~4月にかけて,四国は雨降りが多いのでしょうか?東北もこんなに雨が降るのでしょうか?・・と疑問に思い,ちょっと調べてみました。すると,年間降水時間は,四国に比べて東北の方が多く,ちなみに1位は石川県,2位は富山県,3位は福井県と北陸地方が最も多いようです。東北も47都道府県の中では上位の方でした。
    話は戻り,朝から激しい雨だったので遍路道には入らず,1,220mのトンネルを選んだのは正解でしたね。雨でズブ濡れになっているお遍路さんを見て,「乗って行きなさい」と声をかけてくださった軽自動車のかた,「歩きお遍路さんだから乗らないかもしれない・・」と思っても,つい声をかけてしまったのかもしれません。ほんとうに温かくてやさしい,有難いおせったいだったと思います。『これほどまで鮮明に覚えている』というのがわかるような気がします。とても良い体験をさせていただきましたね。
    雨のお話ですが,『植物には恵みそのものでもあり,同じ事象でも、その時々の状況やその程度によって受け止め方は違ってきて,それは受け手の私たちが、その時々の都合で、愚痴ったり感謝したりします』と言うのは,本当にそうだなと思うんです。雨に限ったことではありません。自分に正直でいることも大切だけど,一歩引いて自分を客観視してみることも生きていくには必要なことなんだと思います。
    ずいぶんと前になりますが,財布を盗られてしまった男の子がその泥棒に「ありがとう」と言う本を読んだことがあります。「この本,いいよ」と友達から送られてきて,次々に職場でも回し見をしました。男の子はその泥棒にだけでなく,いろんな困難な場面で「ありがとう」と言うのです。それは,その男の子が生きていく上での学びになるというか,人生の試練に対して乗り越えていけるようになるという内容だったと思います。『様々な困難に向き合ったときは、愚痴るより感謝(有り難う)して物事を受け止めることが大切ですね』という先生の言葉,まさにそういうことなのだと思いました。
    御大師様にもお褒めの言葉をいただけるようになっていたのではと感じる?
    明日も頑張ってください。
    それにしても,雨のことはまだ気になっています。
    あっ,先生は雨男か?

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