OOC活動事例をお寄せ下さい(2024年3月27日~4月2日迄の分)

仙台の昨日は、なんとなんと雪でした。前日と比べると外気温は-14℃も低いというお天気でした。天気予報では、全国的に同じような傾向で、「桜前線も足踏みしている」と、同じような言い方をしています。この時期は、小学校や中学校で離任式が行われます。この寒の戻りの様な天候は、寒さに震えながらぐっと歯を噛みしめて、寂しい気持ちを心の奥底にしまい込ませる、そんな様子を連想させます。

皆様のお仲間の中には、低気圧が近づくと頭痛がするという「気象病」持ちの方もいらっしゃる様です。気象病になりやすい人の特徴の一つには、「自律神経のバランスが崩れやすい」があると言います。気象病になりやすい人には、傾向があるようです。①男性よりも女性の方でリスクが高い。②若年者は頭痛、高齢者はめまいのリスクが高い。③更年期障害がある人。④乗り物酔いしやすい人。これらの傾向はよく知られているとことです。

そのような中にあっても、皆様の「おせっかい」はフル・スロットルではないかと思っています。何とか、この寒の戻りを吹き飛ばして下さい。皆様の「おせっかい」を楽しみにしています。

年末の中で、様々な関わりが有り、その中でわずかな時間、お話をさせていただく機会を頂けました。私にはとても嬉しいご配慮で、大変有り難く思っています。せっかくなので、その時に使ったプレゼンなどの皆様と共有したいと思い、ここに掲載します。活用する機会は、そうそうあるとは思いませんが、「あいつはそんな話をしているのか」と冷やかし半分でのぞいてみて下さい。

前浜のプレゼンは、東日本大震災の年の11月に前浜に出向き、前浜のみなさんはこれまでやって来たことを振り返ってもらうことで、みなさんを元気づけようと、震災から8ヶ月後に作成し観て頂いたプレゼンです。震災から13年経って、久しぶりにフルバージョンで『おらほのとっておき』が開催されるというので、夕方前浜に向かい、夜に行われる懇親会の席上で再上映しました。私は、今ある姿には、過去の積み重ねが今に続いていることを思い返してもらいたいと思って、チョットしたお話とスライドショーの上映を行いました。

1 CCSW主催『能登半島地震緊急報告会』に於ける私の視点

2 浪江町を支える会?『浪江町つながる・つなげる人材育成研修会』補論

3 旧本吉町前浜地区住民向け『あえて過去を振り返る』(2011.11.25)

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

OOC活動事例をお寄せ下さい(2024年3月27日~4月2日迄の分)” に対して7件のコメントがあります。

  1. L.K より:

    私も,天気が悪いと何とも言えない不調になります。
    頭が痛くなってきます。
    ズキズキというより,重苦しいズーンとくる痛みで,寝不足でもないのにそんな症状が出てくるのです。若い頃,気圧の関係で頭が痛くなるという知人がいて,へ~と思っていたものでした。それが今では私もそのお仲間入り。
    先生が書かれた①から④の中で当てはまるのは①の女性でリスクが高いと言うことだけですが,「自律神経のバランスが崩れやすい」というのがそうかなと思いました。

    自立神経のバランスが崩れる原因として,人間関係,仕事のプレッシャーなどの悩みや不安による精神的なストレス,過労,怪我,さらには騒音や温度の変化なども身体的なストレスとなって自律神経の乱れの原因になるんだとか!私は鈍感なのかよくわからないのですが,人間関係かな。知らず知らずのうちにストレスを抱えているのかもしれません。

    お腹を抱えて涙が出るくらい笑えばそんなストレス吹きとんじゃいそうですが,そういえば,声を出して笑うことが最近少なってきたかも・・。あとは美味しい珈琲でも飲みながらボーっと好きな本に没頭するとかでしょうか。

  2. いくこ より:

    鈴虫さんの素敵なコメントの後に恐縮ですが、訂正とお詫びをさせて頂きます。

    今月6日のこのページで石巻の大川小学校を取り上げた『生きる』という映画を紹介して頂きました、ぜひ観たいと思いネットで調べて石巻と富谷のシネコンでの上映時期をここにコメントでお知らせしましたが間違っていました。情報が古かったようで109シネマ富谷で今月、イオンシネマ石巻では5月という日程では上映は無く、今のところ今後の上映予定も無いようです。
    調べ方が浅かったようです日程を組まれた方ごめんなさい。

    1. 鈴虫 より:

      いくこさん
      私は先の情報をただ鵜呑みにして、時間が出来た今がチャンスと映画館に行こうとしていました。
      でも、事前にいくこさんからその情報が過去のものらしいと教えて頂いたので空振りにならずに助かりました。
      ところが想いはすっかり大川小学校に飛んでいた私は、前のめりになった次の一歩で大川小学校に行くことにしました。

      実はこれまで震災遺構となっている場所にはなかなか足が向けられずにいた私です。
      南三陸町防災庁舎にさえ、そこで命を落とした人たちの顔が浮かんで、いまだに行くことが出来ずにいます。

      ところが今回は大川小学校に行かなくてはならないと、何故かそんな気持ちになったのです。

      当日朝にお友達メールで、私は大川小学校に行くつもりだとひと言つぶやいたのです。
      すると間髪入れずに「いつ?」と返信が入りました。私は「今、出かける準備してます」と送ったら「私も!今から準備するから1時間ちょっとあれば到着できます」と、思いがけず現地集合が決まりました。
      みなさん、このメールの相手はいくこさんでした。
      なんと有り難いことか。

      昼前、大川小学校の校庭に立ち無惨な校舎の姿を静かに眺めるうちに、天から子供達の歓声が聞こえそうな気がしました。
      学校は安全だと信じて疑わなかった子供達が、、皆、逝ってしまった。
      「何故?何故?何故?」それしか出てこない。

      人間というものは危機的状況に置かれたとき、あたりまえに出来ていたはずの正しい判断が出来ないものなのですね。
      あまりにも大きな犠牲のもとに私達はその事実を突きつけられたのだと思いました。
      それでも尊い命を守るため、私達はどうすればいいのか。命ある限り考え続けなければならないのだと教えられてきました。

      いくこさん、楽しい時も苦しい時も側に寄り添うおせっかい、今回は本当に心に深くしみました。

      いくこさんがバックに忍ばせて来てくれた浄化の澄んだ鈴の音が、今も胸に響いています。
      ありがとうございました。

      1. いくこ より:

        鈴虫さん、突然の申し出を優しく許してくださってありがとうございました。
        鈴虫さんに会いたくて出かけたのですよ😊この場を通して会いたい人が広がったことを本当に幸せに思っています、そして鈴虫さんが並々ならぬ想いで行かれた場所にご一緒できたことをとても嬉しく思っています。

        私も震災遺構へはなかなか足を向けることができずにいます。少し心の扉を閉めていないと辛いので、でも本当に辛い思いをなさった地元の方々が望んで残されたものなら、知らぬ顔もできないと考えていて、ご縁がある時には見せていただくようにしています、ありがとうございました。

        1. 鈴虫 より:

          私といくこさんは花壇が綺麗に手入れされた大川小学校の校庭で、その可憐な花たちが余計にもの悲しく、震災遺構とは「無くしても辛い、遺しても辛い」ものなのかもしれないと話してきました。

          1. ハチドリ より:

            『「何故?何故?何故?」それしか出てこない』
            鈴虫さん,昨年私も震災遺構 大川小学校に行った時に同じように思い,無念で無念でたまりませんでした。

            校庭に立ち,後ろを振り返ればそこはすぐに小高い山でした。

            悲しいけれど,震災遺構はあったほうがいいのかな。
            そのことでさまざまなことを考えたり,また,後世にも伝えることができるのではないかと思うからです。

            鈴虫さん,「今,準備をしています」とのお返事に,「鈴虫さんに会いたくて」とすぐに準備をし,全然違う場所からの出発!1時間後には会えたのですね。
            『楽しい時も苦しい時も側に寄り添うおせっかい』
            もう,なんて素敵なんでしょう。私もとても心に沁みました。

            あっ,いくこさん,私も映画見に行く予定でおりましたが,行く前に情報を教えてもらって助かりました!
            ありがとうございました。

  3. 鈴虫 より:

    気仙沼市前浜地区の記録動画、震災前まだ人口も多くて勢いのあった頃のお祭りの様子を見て懐かしいさが湧いてきました。

    「あの頃は良かったよね〜」と言うセリフが何処からともなく聞こえてきそうです。でも、過去を懐かしんで欲しいという意図で作られたものでは無いのですよね。

    これを見た前浜の人達は『あえて過去を振り返る』のタイトルに込められた復興再生への願いをしっかりと受け止めて、「絶対にこの困難を乗り越えてやる!」と気持ちをひとつにしたに違いないと胸が熱くなりました。

    そう言う私自身も、被災体験を糧に自分自身をどんどんアップデートしながら進んできたひとりです。多くの人が私と同じように人生観や価値観を見つめ直して、地に足をつけ直して進んできた13年でした。今、私は、この13年が地域と共に生きる決意を固めるのに必要な年月だったと思っております。

    さぁ、今日もおせっかいモードを胸に秘めていきましょう!

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