四国八十八ヶ寺歩きお遍路巡礼紀行(4月11日30日目)

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行程等基本データ

□月日:令和5年4月11日(30日目)

□天気:午前☁/午後☀

□歩いた時間 10時間18分/日

(4時17分宿発~14時35分着)

□巡拝寺院:3寺巡拝

(41番札所~43番札所)

□歩いた距離:29.4㎞ 

□平均速度3.0㎞/h

□高低差:322m

     158m↔480m 

□行程の特徴 宿を取る場所を間違えたので、10km程の距離を取り戻すべく3時起きの4時出立の行程となりました。

午前中は、長い距離を徐々に高度を上げて行き、7時の納経所が開くと同時に41番札所龍光寺を参拝し、一時間後には42番札所佛木寺に着きました。ここで少し休み、歯長峠越えに備えました。そんな時、逆打ちの方から、歯長峠の下り坂は、道が崩れているのでやめたほうが良いとのお話を聞き、峠の下りは一般道にしました。43番札所明石寺までは、平坦な遍路道と一般道を歩く行程でした。

頑張て歩き切ったら、ホテルのチェックインが16時だと!仕方ないので近くの喫茶店で飲まなくてまいい珈琲を二杯も飲んで時間潰しいました。

  

□本日の行程地形(時間軸×標高)

峠越え後は一般道を選びました

心身の状態・特記事項(感想)

□身体的状態

 ○  ○  ◇  ○  ○

昨日の「休足日」のお陰で、長い距離でしたが、足を引き摺る様なことはありませんでした。歯長峠越えの下り坂を一般道な変えたことが良かったと思います。

精神的状態

 ○  ○  ◇  ○  ○  

10kmを挽回する為に、朝早くから歩き出しました。10kmを挽回するのは大変と、真っ暗な中ライトをつけて少々焦り気味であるき出したのですが、一時間も歩くと、朝の少しばかり冷っとした空気感が心地よく感じ、「これもありかも!」って思いながら歩けました。

真っ暗な道、夜明けの道は、これから待ち受ける歯長峠越えを忘れさせてくれました。

□受けた「おせったい」 

特にありませんでした。

□特記事項(感想) 間違いから生まれた「休足日」。スマイルさんのお陰で、峠越えと長距離を何とか歩き切ることが出来ました。人の話な聴くものだと改めて思いました。

また、LINEで旧本吉町前浜の方々から「応援メッセージ」を頂いたりしていた為か、前浜のことを思い出しながら歩いた一日でした。

「おらほのとっておき」が再開する等々の話もあり、当時のことが鮮明に蘇りました。

同時に、地区内を練り歩く「御神輿」を先導してくれた若い駐在さん(警察官)が東日本大震災の津波で殉職したことや、県職員だった保健師を辞め、より住民に近い所で仕事をしたいと町の保健師になった、宮城県総合衛生学院卒の保健師が、住民を避難させている中、津波で命を落としたことなどを思い出しました。

彼女は、とても保健師らしい、いつも住民に寄り添い学びを忘れない人でした。そんな彼女には、宮城大学の大学院を勧めたりしていました。

この二人は、まだまだ若いこれからの人財でした。お寺に着いてからは、お二人の供養と残された家族のご加護があらんことをお願いして読経しました。今日は、前浜一色の一日でした。

 

□明日の行程の留意点 10kmの挽回はクリアーしたので、予定の行程となります。鳥坂峠の遍路道と超えてからの急激な下り坂があります。距離は短いのですが、急な下り坂が要注意の行程です。

この遍路道は避けられない

印象に残る写真

夜明け早々の地蔵菩薩
42番札所佛木寺
歯長峠からの眺め
歯長峠の下り坂、これはダメだ!
43番札所明石寺
何とかもみじ
明石寺の夫婦杉

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

四国八十八ヶ寺歩きお遍路巡礼紀行(4月11日30日目)” に対して7件のコメントがあります。

  1. いくこ より:

    14時着の文字にびっくり、ほっとしました。
    スマイルさんがおっしゃるようにすべては必然で守られているように感じます。
    鈴虫さんと同じように、私も一緒に、お遍路の心の旅をさせて頂いているようです。
    ありがとうごさいます。

    「いくこ魔法のオイル」のお陰です。有難うございます。本間

  2. スマイル より:

    無事にお宿についたこと、しかもかなり早めに着いたので珈琲2杯も飲む余裕があったこと、「大変なのではないか」という想像を良い意味で裏切る展開に心底ホッといたしました。それにしても4時に出発なさったのですね!
    この先は、「大いなるご加護の流れにゆったりと身を任せる」という感覚が大事なのではないか、と感じました。それほどのものが降り注がれているのではないかと。「自分の力で何とかする」というのではなく「肩の力を抜いてお任せする」という感覚。ふと「【感謝する】ということは【信じる】ということと同じなのだ」という理解が私の中で生まれました。
    お遍路の旅路の中で、何度も何度も「信じることの大切さ」を知らせるメッセージが届いているように感じて、そのありがたさに、私も思わず手を合わせてしまいます。
    今日もご加護の中にあると信じます。

  3. ハチドリ より:

    昨日の「休足日」が功を奏し、宮城からの応援メッセージもあって、今日は、「心が動けば身体が動く」日だったようですね。

    私は、星飛馬のことを書いてから巨人の星のテーマソング「♪思い込んだら試練の道を 行くが男のど根性」がリフレインし、なぜか最後は「♪柔道一直線」で終わるフシギな体験をしました。この話はいくこさんでないとわからないかもしれません😂。いつもくだらないこと書いてすみません😣💦⤵️

    明日は距離は短いようですが、470mの遍路道と下り坂が大変そうですね。膝を痛めないよう気をつけて進んでください。

    1. いくこ より:

      星飛雄馬(ハチドリさん雄の字が抜けてますよ😉)は大リーグ養成ギブスのことかと思っておりました、山道は負荷を増大させますから。
      加えて柔道一直線は足でピアノをひくですか?
      先生、脱線ごめんなさい。

      1. 鈴虫 より:

        いくこさんがコメント入れたから私も!

        大リーグ養成ギブスってありましたねー😆
        今話題の大谷選手も使ってたとか、いないとか⚾️
        足でピアノを弾いていたのは近藤正臣さんでしたね✨

        1. ハチドリ より:

          いくこさん、鈴虫さん、ありがとうございます。大リーグ養成ギプス、足でピアノを弾く・・、どちらも私には考えが及んでおりませんでして、却って話題を膨らませていただきましてありがとうございます。
          私は先生の大変な様子から単純に歌詞が蘇ってきて、♪思い込んだら試練の道を♪で始まるのですが、なぜか途中から♪あ~あ~ああああ、あ~あ~ああああ、柔道一直線♪が出てきて終わると言う、これが頭の中で繰り返していて、先生のお遍路には何の関係もない脱線をしていました。
          すみません😅

  4. 鈴虫 より:

    早朝の出立で昨日の分を挽回すると聞いてハラハラしていましたが、今日も素晴らしい歩きで無事にお宿に着いたようです。

    昨日からの予定変更があったからこそ、早朝の空気の気持ち良さを知り、逆打ちの方からいく先の悪路の情報を頂くことも出来たのですね。
    すべては修行であり、間違いさえも意味があったと考えることが出来ました。
    ピンチをどう受け止めて、諦めず前向きに解決を目指すことが大事なのですね。
    歩きお遍路のなんと奥深いことでしょう。
    私がお遍路しているわけではないのに、様々な大切なことを考えさせられます。
    今日もたいへんお疲れさまでした。

    四十二番札所佛木寺の観音様がとても慈悲深いお顔、美しいお姿です。
    見せて頂いてありがとうございます。

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