四国八十八ヶ寺歩きお遍路巡礼紀行(3月30日18日目)

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行程等基本データ

□月日:令和5年3月30日(18分日目)

□天気:午前☀/午後☀

□歩いた時間 9時間00分/日

(6時50宿発~15時50分着)

□巡拝寺院:1寺巡拝

(36番札所~番札所)

□歩いた距離:22.1㎞ 

□平均速度2.4㎞/h

□高低差:198m

     2m↔200m 

□行程の特徴 全体的にアップダウンの多い行程でした。塚地峠は遍路道らしい山中を歩くのもで、190mをピークとしたアップダウンで、下りがとてもきつい遍路道でした。

遍路道の左側に川があり、その川には、確認出来ただけで、二箇所の砂防提がありました。きっと雨が降ると、この川は滝のようになると思います。この様な川沿いの遍路道なので同然、急勾配でした。また、お墓や石仏も多く有り、古くからの遍路道だと言うことを感じます。

日付が天保(1830〜1844)4年で○○之妻墓という墓碑が有りました。江戸時代は、女性は名前を持てなかったんだと、遍路道沿いのお墓を見て当時の現状を教科書ではなく。実際の姿で知ることが出来ました。

古くからの遍路道を歩いたからこそ知り得たことでした。

36番札所青龍寺に向かう遍路道は、「旧遍路道」と旧が着いていました。とにかく行って見たら、程なくわかりました。遍路道としての手入れがなされたおらず、だいぶ荒れていました。ほとんど歩いていないようでした。

人の手が入ってこそ、昔からの遍路道を現在の私達が歩けるのだと、地元の方々の努力に頭が下がりました。

横浪スカイラインは、200mをピークに緩いアップダウンが長く続き、ジワジワと効いてくる道でした。想像をしていた感じとは違い、海を眺めながら歩く、とは行かない状況でした。ほとんどの区間は、立木で海がチラチラ見えるだけでした。

そんな中で、横浪県立自然公園帷子崎(かたびらきざき)と表示のあった場所は車も停められ海を眺めることが出しました。

今日の泊りは「民宿みっちゃん」です。同じような感じの名前に聞き覚えが有るのですが、こちらのみっちゃんは、数え84歳で、私が20歳の頃にお世話になった北上町白浜の絹ばあちゃんの様な方です。何か、同時を思い出しました。

□本日の行程地形(時間軸×標高)

心身の状態・特記事項(感想)

□身体的状態

 ○  ○  ◇  ○  ○

今日も20kmを少し超える程度の距離でしたが、アップダウンが厳しく、心肺機能への負担、足の裏への負担がダブルできた行程でした。

精神的状態

 ○  ○  ◇  ○  ○  

厳しいアップダウンはありましが、20kmを少し超えるだけの短めの距離だったので、時間に追われないで歩けました。

□受けた「おせったい」 

道案内?とお説教(説法?) 歩いていると、近寄って来て、色々と話しかけられました。とても仏教に詳しい方でしたが、空海の考え方とはあいいれない宗派のようでした。

歩きお遍路に色々と話しかけ迷わせいると、四国八十八箇寺の方から注意されたりしているらしいです(本人が自分で語っていました)。約1km弱、一緒に歩きながら話し続けていました。この方、何なんだろう??? 

□特記事項(感想) 遍路道は、多くの人々の手が加わり、現在に続いていることを改めて感じました。

そして、その遍路道には、長い歴史が刻まれていることも、実際に歩くことで知ることが出しました。

苔むす江戸時代のお墓や道の交差点に祀られている地蔵菩薩に花がたむけられています。過去と現在が様々な人々の手で歴史を繋げていることを知ることができます。

過去が過去ではなく今に続く時として現存する。何か、過去のことをみる時の考え方に、少し変化が起きたような気がします。

 

□明日の行程の留意点 今日の続きで、アップダウンを繰り返す長い峠越えがあります。その後は、ひたすら歩く一日です。少しキツイ歩きになるようです。明日は眺めのいい場所有るかな?

印象に残る写真・感想(特記事項)

1200年前からの遍路道
お大師様を感じながら歩く
本堂に続く長いながい石段
36番札所青龍寺
横浪スカイライン
横浪県立自然公園帷子崎からの展望
The 民宿「みっちゃん」

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

四国八十八ヶ寺歩きお遍路巡礼紀行(3月30日18日目)” に対して5件のコメントがあります。

  1. いくこ より:

    「おせったい」色々ですね、へぇ~そういうのもあるのねと、何か感動しました。
    一緒に歩きながらの説法?先生は傾聴という素敵な「おせっかい」をしましたね。
    今日も良い日でありますように。

  2. L.K より:

    おはようございます。

    ヤマザクラの赤い葉、春の山が笑って見える「春紅葉」の立役者かも!

    今日も様々な出会いを楽しんでくださいね。行ってらっしゃいませ!

  3. スマイル より:

    『過去が過去ではなく今に続く時として現存する。何か、過去のことをみる時の考え方に、少し変化が起きたような気がします』という実感、「民宿みっちゃん(素敵なネーミング、ね?ハチドリさん!)」で昔お世話になった絹ばあちゃんを思い出されたこと、昨日はそんな一日だったのですね。過去のひとつひとつの選択が今に繋がっていることが腑に落ちたお遍路だったのだと思います。そして今のひとつひとつの選択が今日と未来を創っていく・・・今日の一歩一歩が有意義なものとなりますように。

  4. 鈴虫 より:

    青龍寺の観音様、ふくよかでいいお顔をされています。
    長く歩いた先にこの様にゆったりしたお姿で迎えられたら、とても癒されたことでしょう。

  5. ハチドリ より:

    今日は久しぶりにアップダウンが厳しい道のりだったのですね。お疲れ様でした。

    最初に行程表を見せていたただいた時に、民宿みっちゃんが気になっていました。
    御年84歳のそのみっちゃんさんは何歳から民宿を始められたのでしょうね。私はアニメ「トトロ」に出てくるおばあちゃんを思い浮かべています。

    鏡に掛けてある赤いカバーの模様、よく見ると水仙ですね。我が家の庭に今、元気に咲いています。

    『過去が過去ではなく今に続く時として現存する。何か、過去のことをみる時の考え方に、少し変化が起きたような気がします。』とのこと。そうですよね。過去があって今があるのだと思います。

    明日もまたアップダウンが厳しそうな行程なんですね。でも、どんな景色に出会うか楽しみにお出かけください。

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