四国八十八ヶ寺歩きお遍路巡礼紀行(3月19日7日目)
行程等基本データ
□月日:令和5年3月19日(7日目)
□天気:午前☀/午後☀
□歩いた時間 11時間00分/日
(6時30宿発~17時30分着)
□巡拝寺院:3寺巡拝
(20番札所~22番札所)
□歩いた距離:19.1㎞
□平均速度:1.5㎞/h
□高低差:491m
29m↔520m
□行程の特徴 これからも「難所」はあると思うのですが、今日の遍路転がし二つとその後の長い下り坂は、ここで50%が挫折するというのはわかるように秋がしました。
アップダウンの幅がとにかく大きい。道は、12番札所焼山寺のように地形に手を加えてない1200年前の遍路道とは異なり、登り易く路面を舗装するなど手を加えてあります。しかし、急峻な遍路道であることには違いありませんでした。休むような場所は無く、急峻な坂道が延々と続く感じの遍路道でした。500m上がって500mまた登る。その後は、急な下り坂が延々と続く感じの遍路道でした。
下り坂を歩き終えてからの大根峠も結構な登り下りで、その後の平等院までの道は、膝がガクガクして、普通には歩けない状態でした。宿に着いたときは「ようやく着いた!」て言う感じで、夕食はしっかり食べることは出来ませんでした。
体調が悪いときのように、水だけが欲しくて、ガフを飲みしています。今でも、頂いた冷水ポット一つを飲み干してしまいました。うわさどうりの遍路転がしでした。
今回も昔からの遍路道や10年前に地元の方により復活した遍路道「いわや道・平等寺道」その後は大根峠を超える遍路道を選んだので想定時間を遥かに超える11時間の行程になてしまいました。
とはいえ、50%が挫折するという地点を乗り越えたので、明日の行程で歩き切れれば第一関門通可です。
□本日の行程地形(時間軸×標高)
心身の状態・特記事項(感想)
□身体的状態
○ ◇ ○ ○ ○
心肺機能への負担よりも足腰(膝・足首)への負担が大きいです。それから足の裏の裏が危ない感じになってきました。テーピングはしているのですが、親指と拇指球に水疱ができそうな感じがします。
精神的状態
○ ○ ◇ ○ ○
ほぼ全ての行程を遍路道にしたので、歩くこに集中出来たように思います。遍路道にある諸仏に手を合わせたりしていたので、歩き遍路の醍醐味のかなにいた感じです。
□受けた「おせったい」
・おにぎりとみかん 市民からではありませんが、泊まった宿から頂きました。もしかしたら、宿泊料の中に入っているのかも知れませんが「おせったいです」と渡されたときはとても嬉しかったです。
21番大龍寺に着いて、おにぎりを食べた時にとても美味しかったので、その場でお礼の電話をしました。そしたら、「とても嬉しい」と言われ、私も嬉しかったです。
□特記事項(感想)
遍路道を歩くことで、1200年の歴史の中に入る。そんなことを今日も実感しました。約200年前に設置された丁石に沿って歩く。これは、江戸時代の人と同じようなことをしているのです。こうしたことが、現代の我々に何を語っているのだろうかと様々ん考えながら歩きました。
□明日の行程の留意点 傷んだ足を抱えながら23km歩きます。ほぼ一般道なので、足の裏が心配です。出来る限りの予防策を施して臨みたいです。
印象に残る写真・感想(特記事項)
ハチドリさん
智恵子にまつわる二本松市の情報をありがとうございます。
『レモン哀歌』は、ずっと心に残っている詩です。
死の床にある智恵子が、かじったレモンから広がる『とぱあずいろの香気』で一瞬正気に戻るという光景が脳裏に浮かびます。
この影響なのか、私はレモンには特別な憧れがあって、ただ眺めるのもいいし、ときには皮に爪を立てて『とぱあずいろの香気』を纏うのも大好きです。最後はレモン水やお風呂に浮かべてレモン風呂です🍋
福島方面に出かけたら、智恵子に会いに二本松市まで足を伸ばしてみたいです。
鈴虫さん、「かほり」 はその人の感性と言うか記憶を呼び戻してくれる大切なものですよね。
『とぱあず色』ですか✨
さて、どんな色だっけかなと思い出しながら、私も実はレモン🍋のその色が大好きなんだよな~と想っているところです。
いつもありがとう、鈴虫さん💞
直径5センチの道案内✨
どうしてもっと大きくしなかったのでしょうね?でも、これくらいがちょうど良いのかもしれません。周りに邪魔しないよう、目立たないよう佇んでいても、頑張って歩いているお遍路さんにはとても大きな道標に見えることでしょう。
ここで良かった!この道を行けばいいんだ!安心した!ありがとう!ここからまた頑張るぞ!大切な大切な道標です🤗
11時間の行程!50パーセント(半分もの人)がここで挫折する!という遍路転がしを歩き切ることができたこと、本当にお疲れさまでした。記事を読んでも想像が及ばないことばかりです。実体験した人にしかわからないことですね。体験に勝ることなし、だとつくづく思いながら読ませていただきました。想像は及ばないけれど、みなさん「私も今日頑張ろう」という気持ちになっていることは確かだと思います。素晴らしいです。
今日を歩き切れば第一関門突破とのこと。ハチドリさん、いくこさんとお守りをお渡しに伺った時「筋肉の疲れとか痛みより、足の裏が心配」とおっしゃっていたことを思い出しました。「ああ、確かにそうかも・・・」と思いました。あの時は、私たち好き勝手にいろいろアドバイスをし先生を苦笑いさせてしまいましたが、その心配が現実となっているのですね。鈴虫さんがおっしゃるようにお手入れをしながら上手にお付き合いするしかないのだと思いますが、どうかどうか足も体も大事にして、必要な水分や栄養はとりながらお遍路を続けてください。
スマイルさん、私はどうしても気になっていることがあります。
洗濯した後の靴下の干し方です。
あのときのスマイルさんが呟いたアイデアが常に脳裏に浮かび、リュックの横で旗のようになびいている靴下が見えるのです( *´艸`)
あと、いくこさんのプレゼントのクリームのお陰でこれくらいで保たれているのかもしれません。マメの予防のために摩擦を少なくすることも効果があるみたいで、クリームを塗ると良いのだそうですね。
想像以上にとても過酷な行程だったようです。本当にお疲れさまでした。
それでもまだ赤い顔になっていないのは余裕があるのか、まだまだこの先に何が待っているのかわからないということなのか。何はともあれ、今日の遍路ころがしを乗り越えたことが大きな自信に繋がることでしょう。
足の裏のマメが破れると歩き方にも変化が出るかもしれませんが、マメも出来ては潰れを繰り返して少しずつタコに変わっていくと思います。
お手入れをしながら上手く付き合っていってください。
疲れが溜まってきているでしょうから、意識してビタミンCやクエン酸、デコポン1つ食べて欲しいです!
からだゆっくり休めてください。
鈴虫さん、そうですよね。
甘酒やコーラも疲れた時の飲み物としてはとても良いのですが、ビタミンCやクエン酸の入ったのも疲れた時にはぜひ摂って欲しいと思います。出発前に前もって飲むのもいいかも。
と思ってコンビニに行ったら、あったあった「Vitamin Lemon」とか「キレートレモン」とか、酸っぱ甘いやつを2本も買って私が飲んでしまいました。(私が飲んでどうするの😅)
ハチドリさん
きのう私も仕事帰りにドリンクの棚からキレートレモンをカゴに入れちゃいました!
私がデコポンを先生にお薦めしたのは、ビタミンCもさることながら皮をむいた時のパッと広がる香りが元気を呼び覚ましてくれるだろうと思うからです。
高村光太郎の『レモン哀歌』です。レモンでは刺激的過ぎるからデコポンでと思いました。
先生に採用されるかどうかわかりませんが、これも老婆心からのご提案です😊
マメのお手入れも高性能絆創膏で皮膚がわりにしちゃえば痛みはだいぶ軽減されるはずですよね〜。今日は是非ドラッグストアへ!
これも採用されるか?
私はあんまり信用ないのか、たぶん聞き流しかも🤣
鈴虫さん、そうそうドラッグストア、その言葉を思い出せずにツ○ハってどこかに書いたかも😅
キレートレモン、買っちゃいましたか~。いくつか種類が出てましたね。
デコポン、私も大好きです。サクサク皮が剥けてギッシリの中身、食べ応えもあります。外れた試しがありません。確か、今夜お泊まりの宿はみかんと付いていたような。デコポンのおせったいでもあるといいですね🎵
鈴虫さんのアドバイスは、先生の胸にしっかり届いているはずですよ😃☝️
話は飛びますが、二本松市に智恵子の生家があります。そして駅前には、「ほんとの空」と言うタイトルの大きな彫刻があります。
作品は、安達太良山の上に澄み渡る青空を指さす、日本女子大学校時代の若き日の長沼智恵子をイメージしているのだとか。智恵子はのちに高村光太郎氏と運命的な出会いをし、東京で暮らしていたようですが、智恵子はよく“東京には空が無い”といってなげいていたと言う話はよく聴きますよね。
『レモン哀歌』
中学の時だったかな、教科書で習ったのは。あの頃はよく意味がわからなかったですが、『それでも あなたは待っていた』と言う所だけずっと覚えています。