Webで孫のお誕生日会
東京に住む長男の一人娘が三歳の誕生日を迎えました。これまでは、上京してお祝いをして来ましたが、コロナ禍にあってそれもかなわず、今回のSkypeを使った遠隔でのお祝い会になりました。孫一人に、お父さん、お母さん、母方のご両親、父方夫婦及び隣の孫の7人が参加です。一人の孫を六人の大人が目を細める。世の中も変わったものです。更には、テレビの中に映っている孫に「誕生日おめでとう」と声をかける。便利になったといえば良いのか、味気ないと言えば良いのか複雑です。
こうした状況には、少子高齢化社会の縮図を感じます。この孫達が成人し結婚するようになると、長男長女が結婚し、それによって一家族は、四人の親(高齢者)を抱えるようになります。80歳を越えると四人に一人は認知症です。なので、これからの若夫婦は、ほとんどの場合、家族に認知症の親族を抱え介護が必須になります。この為、現在の働き改革は「ワークandライフ」といわれていますが、これからは「ワーク、ライフ、ケア」になり、介護しながら働き続けられる「働き方改革」が必要になります。
この為の社会制度は早急に進めないと間に合いません。
だめだ、だめだ、今回は孫の誕生日祝い。地域福祉は頭から切り離そう。