恩師から著書『環境社会学入門』を頂きました

東北大学大学院社会学研究室に籍を置いて大学院生活を送っていた時に大変お世話になった、長谷川公一先生東北大学大学院教授(現尚絅学院大学大学院)から新刊『環境社会学入門-持続可能な未来をつくる』を頂きました。とても嬉しくまた恐縮しています。

私が大学院に籍を置いている間、機会ある毎に声をかけていただき、励ましてくれた先生です。博士号には関心も無く、学びを深められればそれで良いと思っていた私が、博士論文執筆に踏み出せたのも先生の声がけのお陰です。編著で二冊の本の執筆に関われたのも先生の声がけがあってでした。科研費の分担研究員にして頂き、研究に機会もつくって頂きました。

本書『環境社会学入門』の帯には、「環境社会学的な思考や問題意識を著者自身のパーソナルな物語として示すことができた」とありました。先生の最終講義を思い出しながら本書を精読したいと思っています。そうすることで、この帯にあるようなの先生の物語に触れることができるのではないかと思うからです。

先生は、最終講義で「研究に定年はない」とおっしゃっていました。それを聴いて、さすがだなって思うと同時に、私ならどう言えるのだろうか考えてきました。市井の人になって三ヶ月余り、様々考えて辿り着いたのは、先生風にいえば「社会貢献に定年はない」です。先生から頂いた著書を手にして、私にできることを考えたとき、「社会貢献」でこれまでの頂いたご恩に「恩送り」で応える。これしかないのではないかと思いました。

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

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