新型コロナウイルスワクチン接種1回目

何かと話題になっている新型コロナウイルスワクチン接種1回目を接種してきました(6月19日)。大変な人的体制と緻密な管理システムで進められている感じを持ちました。予約していた受付時間の少し前に接種会場に着くと、早速、公的機関の発行する本人確認可能なもの(私は健康保険証を持参)で厳密に本人確認されました。次に、予め書いていった予診票の記載漏れが無いかなどを確認され、それが通ると接種場所に移動し、医師の問診を経て接種になりました。

接種まで関わった人は医師を含め4人もいました。接種そのものは待ち時間もそれほど無くスムーズに進みました。既往歴や過去のアレルギー症状の有無の欄に記載事項があったので、接種後の経過観察時間は、何もない方の15分の倍に時間30分でした。経過観察時間が過ぎると、二回目の予約を取る場所に移動し、二回目の接種に必要な予約票や予診票を渡され1回目の接種が終了しました。総時間は1時間くらいで、思っていた時間よりも早く終わった感じでした。

この様な厳格なシステムで、12歳以上の希望する国民に2回接種するのは大変なことです。自分自身が、ワクチン接種のシステムの中に組み込まれて、改めて事の大変さを感じて帰ってきました。このシステムで得られた免疫は、生涯効果があるわけではないらしいので、これからも何度か接種する必要があると聞きました。この様な状況がまだまだ続くのでしょうか、これまで私たちが関わって来たインフルエンザ予防接種レベルの対応にならないものなのでしょうか。

私は、これまでは法定のワクチン接種(子どもの頃にしたワクチン)は別として、インフルエンザ等希望したことがありません。そのようなこともあって、今回の新型コロナウイルスワクチン接種については、少々迷ったのですが、周りに人に迷惑をかけたのでは申し訳ないと思い接種することにしました。

地球の温暖化が進み、未知の感染症が多くなるのではないかと予想されていたように思います。今回の新型コロナウイルスのみならず様々な感染症対策が、これまで以上に必要になってくる世の中になっているのかも知れません。環境問題や過剰な清潔意識等々、この機会に考えてみる必要があるのかも知れません。

行政はさぞかし大変だろう。有事の時こそ行政なので、公務員は頑張るしかなのですが、それにしても大変だ。きっと、保健福祉担当課だけでは間に合わず、全庁体制を組んで行っているに違いない。場合によってはBCPを適応して必要最小限の行政事務だけを行って、時間と人員を工面しつつ不眠不休で感染者の把握・追跡やワクチン接種に当たっているのかも知れません。何か、早い遅いだけを取り上げ知った顔しているのを見ると苛ついてきます。私は、元公務員だったからそう思うのかも知れませんが。

《参考》BCPとは事業継続計画(Business Continuity Plan)の頭文字を取った言葉です。組織が、テロや災害、システム障害や不祥事といった危機的状況下に置かれた場合でも、重要な業務が継続できる方策を用意し、生き延びることができるようにしておくための戦略を記述した計画書です。

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