山菜をいただきました

お世話になっている方から、こしあぶらやふきのとう等の山菜をいただきました。新鮮な内に食べようと、早速天ぷらにして頂きました。ほろ苦い味がして春の恵みを感じながら食べました。とても有り難く幸せな時間でした。

口に運び、ほろ苦さを楽しむにつれ、「この苦さって何なのだろう」って思い、調べてみました。こう書いてありました。「山菜独特の苦み成分の正体はポリフェノールです。 ポリフェノールには強い抗酸化作用があり、活性酸素を抑えて細胞の若返りを促し、精神的ストレスの改善などにも効果が期待できると言われています。」とあったのです。

ポリへノールといえば赤ワインが直ぐに思い浮かべます。あれと同じ成分?びっくりです。「フキノトウには、フキ独特のフキノール酸、フキ酸やジカフェオイルキナ酸などのポリフェノールが豊富に含まれています。さらに、フキノリドというあの独特の香りを出す物質が含まれ、消化液を出すのを助けるため、胃腸の働きを整えて消化を促す効果もあります。春に向けて体を活性化させるにはもってこいの食材です」とも書いてありました。

また、「ただ、一つの食材にこだわることなく、旬の山菜の独特の苦みや香りを食卓にそえて、季節感を感じながらおいしくいただくのが、健康増進や維持にとても重要です」ともあり、私は、どちらかといえば、この季節感を感じて食事を楽しむというのがいいなと思いました。

私の友人に、山菜に目がない人がいます。何処か歩いていても、常に草むらに向けて目を光らせ、食べられる山菜や果物を見つけてきます。お父さんと山歩きをしている内に、興味とスキルを身に付けたようです。それが高じて、今はハーブの勉強をしています。

私が何より感心するのは、近所の方からいただいた野菜や果物を調理加工して、新たな付加価値を加えて、職場の方やご近所に配っているとのことです。それでまた、別の野菜などをいただくという、現代版わらしべ長者のような状況にあるようです。

この様な例を見ると、最近では少なくなった「おすそわけ」文化を思い浮かべます。貧しかったからお互いに融通し合うというのではなく、自然の恵みを皆で楽しむという視点でこのことを見ると「なんて豊かな生活をしているのだろう」と思ってしまいます。今日は、この様なことを考えながら、ほろ苦い春の味を楽しんでいました。

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

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