札所の絵
8月19日のhp地域福祉研究所「みんなの学校」倶楽部活動に『ホントスカヤ(紀伊國屋書店新宿本店)』と題して投稿しました。そうしましたら、8月22日ハチドリさんから返信(コメント)があり、お仲間同士の連絡合いの文中にあった写真が掲載されないのが残念と、一部を紹介して頂きました(このhpの基にしている仕組みでは、返信にDataを添付出来ない設計なのです)。
「寺の中を描いた1枚の絵も送ってくださいました。とても素晴らしいものです。ここに載せられないのが残念です。」と。その上で絵の写真が別途送られてきました。何とも有り難い返信(コメント)なので、私の方でその絵の写真を掲載させていただきます。
写真で絵を見せていただくなり、小田和正さんが描いたポストカードを思い浮かべました。小田和正さんは、杜の都仙台にある東北大学で建築を学び、その後他県の大学院で更に学びを深めています。建築を学ぶ課程で「パース」を描く授業を受けています。
パースとは、建築物等の設計図(一次元投影)を下にして完成後の外観がどのようになるのかを分かりやすいように、立体的な絵にした物です。未完成な建物等の完成予想図の様なものです。小田和正さんの描く絵は、このペースの技法が下になっているのか、物や風景の特徴がシンプルかつ的確に描かれているように感じています。
今回、送って頂いた写真の絵は、さすが小田ともさんと言えるような、小田和正さんに共通したセンスを感じました。四国八十八ヶ寺お遍路の途中で様々な風景を目に焼き付け、宿に戻ってから描いているのか、その場で描いているのか分かりませんが、札所の雰囲気がお線香の匂いさえも感じる様に伝わってきます。
久しぶりに当時の四国八十八ヶ寺歩きお遍路を思い出しながら、稚拙な内容ではありますが自書を手に取りパラパラめくっています。ありがとうございました。
