たたき起こされてしまった!

冬眠中で、穴蔵(書斎)でぬくぬくとしていたのですが、「いつ目覚めるのか」「研修の予定」「大学院での講義」等々、様々な眠りを妨げることが多くなり、仕方が無いので不定期になりますが、外に出ようと思っています。中途覚醒状態なのでフラフラしていますが、何かは書いてあるかも知れません、たまにはhp地域福祉研究所をのぞいてみてください。

閲覧記録をみると、朝方に「かじってみよう社会学」を今でも開いている方がおらっしゃいます。もしかしたら復習しているのでしょうか。嬉しい反面、改訂版を出さないといけないのか等々と思ってしまいます。この「かじってみよう社会学」は二年にわたって閲覧数が多いのです。今後のテーマは決まっていないのですが何か考えてみます。また、皆様と一緒に学べたら嬉しいです。

先日、映画を観たときに廊下に貼ってあったパンフに見入ってしまい、日を置かずに映画館に足を運び観た映画「型破りな教室」をご紹介します。「学ぶ意欲を引き出す」「可能性を信じる」「広い知見に基づく創意工夫」等々、多くの学びのある映画でした。2011年メキシコの小学校で実際にあったお話しが下になっています。

これは、学校という教育の場に限ったことではないように受け取りました。現在、地域での活動では、思うように進まない現実を突きつけられ、うな垂れることの多い日々なのですが、もしかしたら足り何のは、私自身の努力や創意工夫なのかも知れないと思ったりしました。「学ぶ意欲を引き出す」「可能性を信じる」「広い知見に基づく創意工夫」これは、地域活動においてもつうじることのように感じています。もう少し、努力してみよう・・・・!

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

たたき起こされてしまった!” に対して2件のコメントがあります。

  1. やまぼうし より:

    『型破りな教室』,タイトルだけでは見にいかなかったと思いますが,先生の紹介ならば・・と,1月に私も見に行きました。
    見終わったあとの考える力を与えてくれると,感動の余韻がしばし続いていました。

    私も感想を書きたいと思ったのですが,陳腐な表現しかできそうにありません。でも,とても共感できる感想を書いていたかたがいたので,それを紹介させてください。

    『従来の教え方を180度転換させる教師と,対する生徒たちも真剣かつ純真な瞳を輝かせ,知の探究へと足を踏み出していく。その姿を見るだけでワクワクするほどのダイナミズムを感じる。治安が最悪なエリアに暮らす子供たちにとって,知識や学びは成績を上げる手段ではなく,むしろ彼らが現状を改善し,負の連鎖から抜け出す羽根となるもの。なおかつそれは,義務ではなく彼らの権利であり,知の欲求を満たすことは究極の喜びにも等しい。これは単なる映画ではなく,学びの意義が子供らの体内で脈々と音を張り,宿っていく様を尊く描いた力作である。by牛津さん』

    先生,いい映画を紹介いただいてありがとうございました。
    たくさんの人に見ていただけたらいいなと思います。

    1. welfare0622 より:

      やまぼうし様
      『型破りな教室』観に行ってくたのですね。それは嬉しいです。それぞれ別々のタイミングではあっても、同じ映画を観て共感できるのはとても嬉しいです。何せ、あればフィクションではなく、現実に、治安が最悪なメキシコの片田舎で実際にあったこと。私は、このことだけでも前のめりになって観ました。そして、この小学校に赴任してきた、一見型破りな先生。彼は、大変素晴らしい能力の持ち主でしたよね。児童に教えるのではなく、学ぶ力を支え、学び方を助言していました。子どもたちが嬉々として、「なぜ?」「どうして?」「どうすれば?」と、子どもたちの発想で様々動き回るのを手を貸すことなくみているという風に取り組んでいましたよね。

      子どもたちの気づいた時の様子を観ると「そこだよ、良く気づいたんね」っていったあげたくなります。しかし、そんな先生は、一般的なデモしか先生にはウザい存在でしかなく、保護者からは何をしているのか分からないと非難され拒否されてしまいます。これも私たちの社会では現実。こうしたことは、こと学校に限らないなって思いながら観ました。

      私は、教員の深い知識に裏付けされた「学びの本質を突く」姿勢や「子どもたちの無限の可能性」を信じる愛情等々に大いに感動し、地域社会のお互い様の社会づくりにもつうじる学びを得たように思っています。

      それぞれ、感じ方は違うと思いますが、それを互いのやり方で互いの課題に生かせたら、何物にも勝る喜びです。コメント有り難うございました。

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