おだてられて木に登ったら降りられなくなった!
あるとき、「1年は52週、歩きお遍路の日数と同じ。毎週1日分書けば、1年で書き終えるよ」っと簡単に言われました。そっか~、一週間に1編書くと1年で全行程を書ける。行けるかも!
こうやっておだてられて「四国八十八ヶ寺歩きお遍路」紀行を書き始め、昨年の10月2日に最初の投稿を地域福祉研究所のHPにアップしました。それから1年経ち、2024(令和6)年9月16日に「母と一緒に結願(5月01日50日目)」をアップし、一緒に歩いて下さった皆様に「結願」の報告をしました。更に、2024(令和6)年9月23日に88ヶ寺を一つの輪で結び、高野山奥の院で結願の報告とお礼参りを行い、私のお遍路は終わりました。
その後、「帰路」を書き、来週2024(令和6)年10月7日に「あとがき」を投稿して、1年に渡る「四国八十八ヶ寺歩きお遍路」紀行の執筆を終えます。
皆様には様々な場面で励まして頂き、この日を迎えられます。いい気になって登り始めた(書き始めた)1年にわたるお遍路紀行は、思い返せば、よくぞ1年も続けたと、今となっては提案して下さった皆様に感謝しかありません。有り難うございました。
今後の計画は未定です。せっかく書いたので、もう一度読み返し私の宝物として、早坂先生に書いて頂いた昨年の漢字一文字「挑」と一緒に、書斎に飾っておきたいと思います。皆様と一緒になって四国路を歩けたことを重ねてお礼申し上げます。有り難うございました。
「おだてられて木に登ったら降りられなくなった」
先生の『四国八十八ヶ寺歩きお遍路計画』を聞いた時、私は正直、真にうけていませんでした。でも、どんどん準備が進んで(それもそうとう楽しそうに!)体づくりに励む様子をこの場で知るたびに、(まさか本気?)(あれ?本気なの?)(えぇーホントに本当!)って3段階くらいで受容出来たような記憶です。
あんなことしてみたいなぁ、そんなこと出来たら凄いよねって誰だってひとつくらい大それた夢は持つと思います。でも先生は有言実行、初めは無謀とも思われた歩きお遍路をやり遂げてしまわれました!そんな偉業を目の前で見せられてしまっては、ちっぽけな夢さえもやる前から失速している私なんて、穴があったら入りたい気持ちになりました。
完璧な準備なんて無理だとあきらめ、「ただそれを叶えたい」という情熱だけで突き進むことも大事だと、先生の四国八十八ヶ寺歩きお遍路から教えられました。先ずは今出来ることを尽くして、あとは天命を待つ。そういう姿勢で生きていきたいと、その先にはきっとなりたい自分の姿があるのだろうと信じていきます。
先生、その高いところからの眺めは如何ですか?着地に気をつけて、静かにゆっくりと降りてきてくださいね。
ね〜ハチドリさん😊
『無事を祈る気持ちが込められた千人針』,素晴らしいですね。
一針,一針がとても美しい縫い目です。
お守りなどを紹介してくださる時は,いつもこの千人針と一緒させていただきました。
軽量でエネルギーになるようにと選んでいただいた携行補助食品もとても有難かったことと思います。
どんなにおだてられても,できないものはできません。
みなさんは,「先生ならやれる。やらないともったいない。いつやるの?(イマデショウ!)」と思って,異口同音に「紀行文のような読み物で残した方がいい」とコメントがあったように記憶しています。
1年間,歩きお遍路と同じくらい,頑張りましたね。
さあ,書斎にちょっと飾ったら,次はどんなふうになっていくのでしょう。
しばし,木の上でじっくり・・ゆっくり・・,広く景色を眺めて考えてみてください。