圧巻の納め札(4月23日42日目)

宿を出てから1時間程は国道11号線を歩き、それ以降は、生活道路となっている遍路道を歩きます。この遍路道は、センターラインのない、車がすれ違う時は、いったん止まって、徐行しながらすれ違うという、道幅の狭い舗装道路です。この為、生活感のある中を歩きました。今日は日曜日で天気も良かったからかも知れませんが、とてものどかな感じの中を歩きました。若干登りますがほぼ平坦な道をゆっくり歩きました。距離も25kmと程々の距離で、落ち着いて歩けます。今日の巡拝霊場はなく、次の札所までの約50キロメートルを1泊2日で歩く2日目です。

地元の方々で運営されているお接待場「弘法の館」

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

圧巻の納め札(4月23日42日目)” に対して1件のコメントがあります。

  1. ハチドリ より:

    ほぼ平坦な道をゆっくり歩いた42日目、お疲れ様でした。

    納め札のこと、少し前にNHKでやっていた時に見ました。回数で納め札の色が、白、緑、赤、銀、金、錦色と変わっていくということで、「へ〜」と思ったのでした。

    しかし、それは、1回目が白、2回目が緑、3回目が赤・・ということでなく、1~4回までが白、5~6回までが緑・・、錦に及んでは100回以上と知り、どうしても、先生の歩きお遍路のことしか知らない私は、その回数を゙想像しようと思ってもできなくて、途中で気が遠くなるような感じでした。

    写真の『弘法の館』に貼られた納め札を見て、白はもちろんですが、緑、赤、そして私の目でも金色が確認でき、「本当にいらっしゃるんだ~」と思いました。

    何十回と行かれている方たちは、どのような想いや目的でお遍路に行かれているのだろう・・と、ネットを見ていたら,1867年22歳の時に家を出て四国八十八ヶ所巡拝を始め,その後家には帰らず,78歳の時に280回目の巡礼で大窪寺を目前に病で倒れたという人がいました。

    その人の名前は茂兵衛さんとおっしゃり、42歳の厄年の時に88回目の巡拝を記念して、お遍路さんが迷わないように道しるべにする「へんろ石」を建立し始めたそうです。最終的に「へんろ石」は250基にも及び、歩くしかなかったその時代には大変役に立ったようです。もしかしたら、先生もこの「へんろ石」に助けられたのではないでしょうか。

    その茂兵衛さんのことを紹介してくださった方は、『お遍路は辛く、苦しい思いをして修行しなければ意味がない、と思っている人も多いようですが、決してそんなことはありません。四国遍路は、誰かが決めた成果ではなく、自分とご先祖様の旅です、自分と向き合いながら大切に巡拝されてくださいね』と書かれていました。

    夏みかんは、名前が夏に収穫するイメージですが、3月中旬から5月頃までが食べごろなのだそうですね。先日のデコポンのときもいいなぁと思いましたが、本場の甘夏、美味しかったことでしょう。

    明日も頑張ってくださいね。

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