地域福祉推進の担い手

栗原市の栗駒・鶯沢支部合同研修会に招かれてお話をして来ました。旧栗駒町及び旧鶯沢町は、ともに現職の時代に少なからず関わりがあった地域なので、ご依頼を受けたときとても嬉しく即答しました。

私が二十歳台の時に、隣の中学校に勤めている教頭先生と仲良しになり、一緒に栗駒山登山に連れて行ってもらい、ご親戚のお宅に泊めて頂いたことがあります。その際、泊まったお宅が旧栗駒町でした。そうしたら、偶然にもそのお宅は、私と同じ仕事をされている方の実家でした。そんなことがあった町なので、私の中では特別な町になっています。

また、旧鶯沢町は、特別養護老人ホームを整備したいと、町長から熱い陳情を受け、事業者の紹介も含め、小学校近くへの立地を勧めると伴に、地域住民の安全基地となるような整備を意図して、住民参加型で施設づくりを行った思いで深い町です(テレビ放送は約15年前のものです)。その時に関わった方は、もう15年も前の出来事なのに、私の名前を覚えていて下さり、わざわざ尋ねて来てご挨拶を頂きました。とっても嬉しかったです。

今回の研修会には120人もの方に参加頂き、担当の方は「こんなに楽しそうに参加して頂いた研修会は初めてです」と語ってくれました。特段、面白いことを話したわけではないのですが、興味関心を持って聞いてくれたことを「楽しかった」と感想を語ってくれたのだとすればとても嬉しい感想です。私自身、少々お疲れモードですが、少しでもこれからの地域福祉推進のお役に立てたのであれば、これに勝る喜びはありません。皆様、ご参加頂き有り難うございました。

研修会全景(2024-07-16「栗原市みちのく伝創館」)

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

地域福祉推進の担い手” に対して2件のコメントがあります。

  1. 鈴虫 より:

    この研修会には、地元の福祉施設の建設段階から壁紙やドアノブなどを選んだり、材料の見えなくなる所にその当時の夢や希望を書き込んだご本人達が大勢参加されていたことでしょう。
    なんて素敵な手作りの地域活動、そこからの素敵なご縁の連鎖!
    その様に地域の何処にひっそりと、でも確かに名前を刻むことで地域を自分事と捉えることが出来るんだと教えて頂きました。
    うぐいすの里建設に沢山の地域住民を巻き込んで関わってもらった話は支援員時代に聞かせて頂いていました。
    その事が私の脳裏に刻まれていたのでしょう。
    今年はじめに縁側日和で行った八幡さまの鈴緒作りでは、是非とも参加者の名前を刻みたいと「奉納者」の札を縫い付けました。
    これによって「私が作った鈴緒」と愛着いっぱいに感じていただけているようです。
    私もこういう小さなこだわりを大切に、
    いつか、栗駒の研修会のような同窓会みたいな集まりが叶うようにと励みます。

    中身の濃い研修資料、ありがとうございました。

  2. スマイル より:

    たくさんの方が集まってくださって、しかも研修会で「楽しかった」という感想をいただいたとのこと、大成功だったことがわかります。
    ご縁のあるところで、心を込めてお話をなさったことが伝わってきます。
    主催した方たちも、参加した方たちも、そして講師をなさった本間先生も心ひとつになった幸せな時間だったことでしょう。これからもご縁の深い栗駒・鴬沢で、温かなご縁がつながっていきますように・・・

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