OOCメンバーが新聞に掲載されました(田の浦『縁側日和』)

いくこさんがお世話係代表をつとめるOOC(おせっかいおばちゃん倶楽部)メンバーの一人鈴虫さんが、本日(2023/12/23)の河北新報21面「共に歩もう東日本大震災12年」に取り上げられ、活動の概要や活動に至った経緯や想いが短い文章で的確に記載されています。お時間の有るときにお読み頂けると幸いです。

また、活動の様子をスライドショーに編集したものがあります。それを観て、新聞記事を読まれると、なおさら理解が深まるように思いますので、ここに添付します。

YouTubeアドレス:https://youtu.be/rV4bKt3SCFY

河北新報(2023-12-23)

このスライドショーは、以下三つの目的を持って作成しています。

一つ目は、三浦さんの想いです。今後、縁側日和を長く続けて行くに際して、きっと色々とあるだろうと思います。そして迷ったりすることもあるかと思います。そんな時は、自分は誰のために、何のために「縁側日和」をやろうとしたのか、それを思いだし初心に立ち返える時に見るものとして作成しています。

二つ目は、伝統的自治組織、ここでは契約講と自治会を指します。この伝統的自治組織の皆様に、この活動を生かしてもらいたくて作成しています。この地域のリーダーの方々に、地域住民の心あるものが、地域を耕そうとしていることを知ってもらい、その方々(ここでは三浦さん及び地域の皆様方)を地域として励まし支えていこうという気持ちを持って頂きたくて作成しています。

三つ目は、参加している方々に対しての想いです。これからも歳を重ね、しだいに思うように身体が動けなくなっていくでしょう。そんな時だからこそ、思う存分笑い楽しそうにしている自分を心に刻み、自分自身の良き思い出として持っていて欲しいのです。これからは、ワクワクする企画が実現していきます。そうすると尚更、皆さんから頼りにされ喜ばれている姿を見ることになるでしょう。そのような自分自身の姿を見て、自己肯定感や有用感を持って頂き、自分の人生が「生きていて良かった」「田の浦で暮らしていて良かった」と思えるようにしてあげたいのです。人生の良き思い出づくりになってもらいたくてつくっています。

こうした想いを込めてつくっています。ご覧になった皆様には、なにとぞ深いご理解を賜りますようにお願い申し上げます。

尚、本スライドショーは、YouTubeで「限定公開」の制限を掛けています。広くだれでもが観られるというものにはしていません。地域福祉研究所のHPをご存じで、共感して頂ける方の閲覧を想定しています。

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

OOCメンバーが新聞に掲載されました(田の浦『縁側日和』)” に対して7件のコメントがあります。

  1. 鈴虫 より:

    ここ最近、私の企画した「田の浦🍊かふぇ『縁側日和』のご報告が続いていて恐縮しています。でもこれは、私が「えいや〜!」と思い切ったおせっかいですのでOOCのみなさんに共有して頂きたいと思います。

    今日は河北新報に紹介記事が掲載されたタイミングで、先日本間先生に作って頂いたスライドショーもお披露目して頂きました。先生ありがとうございます。

    私は10年以上もこの企画を温めてきたのですが、その間ずっと「いつか必ず実現させよう」と、その想いがしぼむことはありませんでした。

    ひとりで想いを温めている間は、それは小さなちいさな私の希望でした。ところがこの秋、OOCのお仲間の後押しのおかげで第一回めを開催してみると、それはたちまち地域のみなさんの希望へと大きく膨らみつつあります。もはや縁側日和は私ひとりのものではなく、田の浦の皆さんの縁側日和なのです。なんと有難いことでしょう!

    ここにスライドショーをアップして頂きましたので、是非私の、田の浦地区の皆さんの、希望のはじめの一歩をみなさんにもご覧いただきたいと思います。

    そしてひと言でもご感想を頂けたら嬉しいです。皆さんから頂いた言葉を、田の浦のみなさんとも共有し、より良い「縁側日和」、みんなの「縁側日和」に生かしていきたいと思います。

    歩き始めたばかりのひよっこの私です。どうぞよろしくお願いします。

    1. スマイル より:

      『10年以上もこの企画を温めてきたのですが、その間ずっと「いつか必ず実現させよう」と、その想いがしぼむことはありませんでした』という鈴虫さんの言葉、心の奥底まで響きました。そうでなければ、今はないことがよくわかります。

      この10年間準備してきたのは鈴虫さんだけではなかったと思います。鈴虫さんが手を尽くしている姿を見た天が、手の及ばないところも隅々まで準備を整えてくださっていたように感じます。そういうものではないか、と思うのです。

      地域、そして住民の方がこうして周りのために心をかけるようになるために10年の月日が必要だったと思います。「ここまで準備をしていただけていたのか」ということが、年月が経てば経つほどわかっていくのではないかしら。ですからこの道のりは感謝に満ちたものとなるでしょう。

      集ってくださる方達は、知らず知らずに自分の人生が豊かになり、幸せになり、笑顔が増え、「ここに住んで良かった」と思えるようになっていくでしょう。それこそが、鈴虫さんが望んでいることではないでしょうか。

      そして、それは本間先生の心からの願いでもあると思います。鈴虫さんのような方が現れてくれて、誰よりも喜んでいるのは本間先生ではないでしょうか。このような共鳴ほど美しいものはないと感じます。

      私も心から共感し、応援しています。みなさんの笑顔をいつも思い浮かべ、その希望の連鎖が広がっていくことを願っています。

      1. 鈴虫 より:

        スマイルさん
        なんて心強い励ましの言葉でしょう!ありがとうございます!

        昨日から思いがけないエールが沢山届いて感謝の想いです。

        認知症のお父さんがご縁で交流が始まったご家族から、離れて暮らすお兄さんが記事を見つけて教えてくれたと連絡をいただきました。今度交ざりたいと!

        なんとなんと、これまでの道のりがすべて縁側日和に注がれていくのを感じながら、縁側日和が地域の景色になるように心をこめて過ごしていきます。

        これからもどうぞ関心をお寄せ下さいね。ありがとうございました😊

    2. ハチドリ より:

      鈴虫さん,何度でも『縁側日和』の報告をしてください。
      その度に,「そっか,そういうことだったのね?」とか「そういう想いがあったのね」等と,新たなことを発見させてもらっているからです。

      河北新報の『共に歩もう』,短い文面の中にとてもよくまとまっていると感心しました。取材に来ているのでしょうが,一緒に楽しそうに参加しているあの記者さんが書かれたのですよね。スライドショーのエンドロールにお名前がありましたが,Tさんに私からもありがとうと伝えたいです。土曜日の新聞でたくさんの方がゆっくりと目を通して読んでくださったことでしょう。そして,それを読んだ方たちから嬉しい連絡がたくさん舞い込んでいることでしょう。それはとてもありがたいことだと思うんです。

      鈴虫さんが10年以上前から『いつか実現させよう』と温めてきた企画!
      最初は鈴虫さん一人の想いだったかもしれないけど,プレオープンを含めてまだ3回目なのに,鈴虫さんが書かれていたように「田の浦の皆さんの縁側日和になっているな・・と先日お邪魔して感じてきました。

      南三陸町で生活支援員さんを経験した多くの方が現在もその時に学んだこと,得たことを生かして様々な活動をしていると伺ったことがあります。ほんとうに貴重で有意義な体験をなさってきたんだなと思います。スライドショーにもありましたが,鈴虫さんは『田の浦を見つめ直すよい機会となり,みんなと一緒にできるだけながく暮らし続けられるようになるためには何が必要なのか』といつもどこかで想い続けていたのですね。

      先生がスライドショーを作った目的を書いてくださっていましたが,みなそうだなと頷くことばかりです。地域のリーダーの方々にこの「縁側日和」のことを知ってもらい,地域として励まし支えていこうという気持ちを持って頂きたくて作成されたというところは,鈴虫さんもとっても心強いのではないでしょうか。そして参加している方々が、思う存分笑い,楽しそうにしている様子や今後役割が出てきて頼りにされたり,喜ばれている姿を見ることは,自己肯定感や有用感を持って頂けることはまちがいないと思います。

      先日,スライドショーを見た参加者の皆さんは,ご自分がとても楽しそうに笑顔で映っているのを見てどのように感じたでしょうね?普段,自分の笑顔をあんなまじまじと見ることはまずないでしょう。そして他の人の笑顔を見て一緒に微笑んでしまったのではないかと思います。
      『あなたの笑顔は私の元気』『私の笑顔はあなたの元気』,私は,そのことを感じることができる『縁側日和』は,皆さんの最高の居場所だと思いますよ!
      わくわく企画も楽しく進んでいきますように!

      これからも心から応援しています。
      今度行ったらお茶いれるの手伝わせてくださいね(^_-)-☆

      1. ハチドリ より:

        追伸
        田の浦地区の皆さん,先日は突然お邪魔してすみませんでした。白い帽子をかぶって福島県浪江町から参加させていただきました、ハチドリと申します。
        席に着いた途端、どこの誰かもわからない私に、すぐさまアメッコをくれた方、みかんや手作りがんづきを2個もくれた方、漬け物も食べらいんと私の好物のたくあん漬けをとってくれた方、その他いろいろ。もう、なんて温かいんだろうと思いました。
        『縁側日和』、とても素敵な名前のお茶っこ会ですね。
        ワクワクの打合せの時、三浦さんの進行を見ていて、皆さんはとても頼られているんだな~と感じました。区長さんがずっといてくれたこともなんとも嬉しいなと思いましたよ。でも、区長さんは私が何か食べ物をやっても全然召し上がろうとせず、よほど健康に気を使っているのか、それとも夜の晩酌を楽しみにしているのか、はてまた知らない女性からの物はむやみに受け取らないと決めているのか!もしそうだとしたら私は何度も通い、私を知ってもらわないとと思いましたp(^^)q

        どうして福島から参加したのかと言うと、実は私は震災のあった時は、大崎市役所の職員で南三陸町の方々が二次避難していた鳴子温泉に血圧計を持って時々出向いていたんです。もしかしたらお会いした方もいたかも。なので、あの時から私は南三陸町の皆さんのことをとても身近に感じるようになって、宮城にいた頃は買い物などにもよく出かけていたのです。そして、知り合ってから一年になるかどうかと言うところなのですが、三浦さんとお友達になり、とても良くしてもらっているんですよ。そんな私ですので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

      2. 鈴虫 より:

        ハチドリさん

        先生に撮っていただいた写真はどれも素晴らしくて雰囲気をよく伝えてくれていますが、それプラス、ここに来ればみなさんの話し声や笑い声が途切れることなくずっと続いていますからね。この楽しさはこの場所で感じてもらうのが1番です。
        みなさんがここで皆に会うことを楽しみにしてくださっているのが、からだ全体からにじみ出ているのですもの。

        それは他のお茶会とは何か違うということを感じてくれているからではないかと思うのです。
        その違いのひとつがワクワク企画です。
        今日お茶を飲んで「ハイさよなら」ではなく、次にする事を示すことによって家に帰って次回までの間、一人ひとりが自分の出番を想像してワクワクする楽しみを持ち帰ってもらっているのです。
        このワクワク感はきっと癖になりますよ、私が行かなくちゃという気持ちにもなるでしょう。
        言い出しっぺの私がまさにこの状態ですから間違いありません。
        ハチドリさんもワクワク企画の続きを見届けに、是非またいらしてくださいね。
        みんなでお待ちしています😊

        1. ハチドリ より:

          ほんとほんと!

          はい!ありがとうございます。
          さっきの追伸で大切なことを書かないでしまいました。
          OOCと言う仲間の存在です。スライドショーのエンドロールにも載せてもらいましたが、いつか時間があったら、鈴虫さん、また皆さんにお話をしてくださいね。

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