先は長く汗びっしょり(3月22日10日目)

札所間が約80kmを三日かけて歩く二日目。アスファルト舗装の国道55号線(土佐東街道)を長距離歩きます。今日は昨日の雨降りの一日と異なり曇りですが、雨降りの翌日なので湿度がかなり高く、汗ビッショリの一日でした。今日も国道55号線一本道なので、道に迷うことはありません。昨日ほどの距離ではありませんでしたが、長い距離を歩く二日目なので、なので、しっかりテーピングを巻いて歩きました。

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

先は長く汗びっしょり(3月22日10日目)” に対して8件のコメントがあります。

  1. 阿部 優 より:

    10日目、お疲れさまでした。ついに徳島県「発心の道場」を完遂ですね。
    発心長すぎませんか?自分だったら確実にくじけていますが、今日も本間さんの気持ちになって、自分事のように楽しみたいと思います。

    23番札所から24番札所までの延々と長い道のりは、何だかステージが変わる感じがしてワクワクします。これまでの10日間を、自然と考えさせる時間を取っているということか。人は何かを学び得ると、すぐに次の段階に行きたがるが、身に付くまで学び直しをしなさいという教えに思える。知ったから満足ではなく、しっかりと身につけることが大事なのだ。
    ゴロゴロ石を知って終わりではなく、徳島県にもそんな住所があった気がしたので調べてみました。徳島県三好市池田町イケミナミ。池田町には他にもウエノ、イタノ、ウエマツ、サラダなんてのもある。カタカナは明治維新後なので、明治からだと思われるが理由は定かではない。出始めのカタカナがかっこよかったから、が有力らしい。

    今日のお話しを聞き、さらにハチドリさんのコメントを見たら石で体を温めたくなったので岩盤浴に行ってこよう。本日もありがとうございました。

  2. ハチドリ より:

    まだ3月中旬だと言うのに桜が満開。
    確か,今年は福島,宮城でも3月下旬には開花したのでした。

    10日目,「発心の道場」から「修行の道場」に修行の地を移したのですね。これまでも大変だったのに,でもこれまでは「修行」に耐え抜く体力・精神力を身につけるための時間だったとのこと,なるほどですね。(と,簡単に言ってすみません)

    ゴロゴロ海岸,本当に大きな石がゴロゴロです。動画からは残念ながら「ゴロゴロ」と石がぶつかり合うような音は聞こえてこないのですが,十分その雰囲気を感じることができます。国土交通省が設置した汚れた看板は,OOCのメンバーならきっと誰もがゴシゴシときれいにお掃除をしてあげたいと思うはず。先生が,「ホントスカヤ」と検索した地名の「東洋町大字野根字ゴロゴロ」,地名の由来として最も多いのは,その土地の地形や地勢を表す言葉だそうですね。

    石を温めて腰が痛い人に使ったという伝説やハワイの古代から温かい石を使って体の不調を治す文化のお話,想像して身体がポカポカ気持ちよくなってきたのですが,東日本大震災前によく行っていた岩盤浴のことを思い出しました。職場から帰る途中に岩盤浴をしている所があり,ちょちょっと温まってから帰ることもありました。もう何年も岩盤浴をしていませんが,今はもっぱらサウナに入って「整いました~」を体験してみたいと思っているところです。

    みかんの「おせったい」のお話,さりげないご夫婦の振る舞いの情景が目の前に浮かんできました。鈴虫さんも書いていたように,先生がお大使様に見え,「ありがたい」という想いと,「頑張って進んでください」という祈りに近い気持ちだったのではないかと思いました。

    『この10日間では、先を見るのではなく今を見つめるようになり,・・・ 気づくと周りの音や色そして匂いを感じながら自然の中に身を置いて、その場の空気感と一緒に歩いているように思えるのです』という感覚,すごくいいですよね。そのような暮らしをしたいなととても思います。

    心配だった足の裏は、何とか今日も水疱を出さないで歩けました。テーピングの仕方が上手になっているのではないかと思います。明日は雨模様の様子のようですが,ゴアテックでもだめでしたか~(^^;)。靴用のカッパもあるようですが,なんとか濡れないことを願っています。

  3. 鈴虫 より:

    歩きお遍路も十日目となりました。
    右手に切り立った山、左手に一瞬たりとも同じ音ではない波の音を聞きながら「気づくと周りの音や色そして匂いを感じながら自然の中に身を置いてその場の空気感と一緒に歩いているように思えるのです」
    この文章を読みながら、正に自然の一部として歩くお遍路さんの姿が見えます。

    参拝する寺もなく、只々、前に歩み続ける時には雑念の入り込む余地も無いほどに自分の内側を見つめる以外無いということなのですね。「先をみるのではなく今を見つめるようになりました。今この一瞬がとても大切で掛け替えのない時間だと」。この様な心境に至るには、この自然と一体になるような環境が必要なのでしょうか。

    いや、日常の中にいても雑多な情報から離れ、物事を深く丁寧に考えるような時間を持つこと、意識してその様な環境に身を置くことで少しは近づけるのではないでしょうか。そうであったら有難いことです。

    この日、大きなみかんをおせったいくださった方にはお遍路さんの姿がお大師様に見えていたのではないでしょうか。お大師様に、ここでお逢い出来たことが有り難くて、みかんをそっと手渡すことが精一杯だったのではないかと思います。余計なおせっかいですが、そんな場面でラップ調のお経に乗って「ふぅー」とか「いぇーい」とか奇声をあげていなくて本当に良かったと胸を撫で下ろしております。

    汗びっしょりの28.5km、お疲れさまでした。

  4. スマイル より:

    「ホントスカヤ~」「イイノスカヤ~」という「つぶやき」を、もはやみなさん期待しているのではないかしら。「出た、出た~!!」って。その可笑しみもまた持ち味となって、他にはないお遍路エッセイとなっていると思います。それをただ「ホントスカヤ~」と思うだけでなく、調べたりするところが本間先生らしいところですね。

    今回はハワイの石を使った療法まで知ることができてとても得した気分です。あっためた石での治療は想像しただけでうっとりです。確かにお大師様でなくたって、知恵としてずいぶん昔からあるようにも思います。ちなみに、こんにゃくをお湯で煮て、タオルでくるんで患部に当てる「こんにゃく湿布」はとっても気持ちいいです。ネットなどでも出てくると思うので、みなさん頭の隅に入れておかれるといいかも、と思い「おせっかい」でした。

    来週も楽しみにしています。

    1. ハチドリ より:

      スマイルさん,『こんにゃく湿布』のお話,「ホントスカヤ~」とつぶやきながら頭にちゃんといれました(笑)

      1. 鈴虫 より:

        スマイルさん
        こんにゃく湿布だなんて、初耳です。

        あの〜、それが終わったらおでんにしてもいいのですか🍢

        1. スマイル より:

          鈴虫さん、「もったいない」の精神は日本の美徳ではありますが、「こんにゃく湿布」のあと食すのはおすすめできません。大変残念です!

          1. 鈴虫 より:

            ありゃま。
            やっぱりダメですか😅

            スマイルさん、きっぱりとありがとうございました。

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