四国八十八ヶ寺歩きお遍路巡礼紀行(4月1日20日目)
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行程等基本データ
□月日:令和5年4月1日(20日目)
□天気:午前☁/午後☁
□歩いた時間 10時間00分/日
(6時30宿発~16時30分着)
□巡拝寺院:1寺巡拝
(37番札所~番札所)
□歩いた距離:22.0㎞
□平均速度2.6㎞/h
□高低差:280m
7m↔287m
□行程の特徴 本日の行程は、二つの峠越えがありました。
始めの焼坂峠は、捻挫した足では無理だし、遍路道も荒れていると言うので、約1kmのトンネルを選択しました。この選択で少し負担を軽めに出来ました。
次の峠は遍路道七子峠を越える大坂遍路道を歩きました。国道を歩く選択もあったのですが、全て国道を歩くことに若干の後ろめたさが有っので、遍路道を選択しました。
今の脚の状態では、危険な選択でした。上手く歩けたからいいものの、途中で歩けなくなったら大変な事でした。急勾配だけではなく、道も荒れており、途中からマズイかもと思ったのですが、引き返すこともできず、先に進むしかなかったという状態でした。
下り切ってからも、長い距離を歩いたので、足首の腫れがわかるような状態でした。そんな中をだましだまし歩きました。
□本日の行程地形(時間軸×標高)
心身の状態・特記事項(感想)
□身体的状態
○ ◇ ○ ○ ○
今日は、捻挫した足首を気にしながら長い距離に加えて急勾配の箇所が有る行程でした。
足首は、皆さんからご助言をすべて施し、歩きました。痛みは同然あったのですが、止まると更に痛みを感じでしまうので、出来るだけ止まらないように、歩幅を狭くしながらゆっくり歩きました。
岩本寺迄10kmの地点頃は痛みがピークで、少し長めに休みました。ここからの3時間は、自分を励ましながらの歩きとなりました。
精神的状態
○ ◇ ○ ○ ○
宿を出て30分ぐらい過ぎると、痛いながらも脚を運ぶことが出来「行けるかも!」って思えました。
昨夜の絶望的な状態から、少しばかり希望が持てるようになりました。明日のことは、明日の朝にならないと分からない状態ですが、自分の回復力を信じるのみです。
□受けた「おせったい」
診断及び固定用補装具 元栗原市総合病院副院長の石田医師(専門は整形)が岩本寺まで駆け付けて下さいました。栗原市民さんが、連絡して下さい南国市から1時間半かけて来て下さいました。
先生とは、栗原市地域包括ケア関連の事業で何度かご一緒しておりました。先生は、栗原市を去り四国に拠点を移しても、介護予防施策等で継続して支援していただいていたと聞いています。現在は、大学病院と地方の病院を掛け持ちで診療しているとのことです。
私は6年ぶりくらいでお会いしました。足首の状態を診ていたたき、ドクターストップにはならないですみました。診断の状況では、岩本寺に近い病院を紹介する用意をしてきたようでした。
このままで大丈夫と言うことではありませんが、出来るだけ続けられるようにと足首固定用具等を持参して下さいました。
正に、お大師様のご加護です。石田先生、繋いて下さった栗原市民さん有難うございました。希望が繋がりました。
□特記事項(感想) また、明日も歩けることをただ祈たるのみです。一晩でどれだけ回復するのか分かりませんが、今日もしっかり冷やして足を高くして早目に休みます。
□明日の行程の留意点 片坂峠から急激な下りがあり、一気に200m下がるります。それ以降は、ほぼ平坦地ですが、距離が32kmと長い距離を歩ぎます。足首が持つことを祈りながら歩く行程になりそうです。
印象に残る写真・感想(特記事項)
良かった。
ホッとしました。
栗原市民さん!私もお礼を言いたい気持ちです。
先生、お気をつけて、どうぞ。
栗原市民さん、本当にありがとうございます!なんと素晴らしいおせったい!石田ドクターは大師様の使者に思えます。
本間先生は先日「過去が過去ではなく今に続く時として存在する」と書かれていました。まさに過去の先生自身のふるまい、ありようが、このご加護に繋がったのだと思います。希望が繋がったというだけでなく、深い深い意味があると感じています。
今日のご加護もお祈りしています。
とても心配していましたが、歩ききることができたとのこと、良かったです。
ドクターストップにならず、本日歩けたのであれば、今夜も冷やし、高くして休めば少しずつ良くなることでしょう。
固定用補装具があれば、少々歩きづらいかと思いますが、痛みは楽になると思います。安心ですね。
奇跡的な繋がりにとても驚いておりますが、何かあればちゃんと守って助けていただく方々がたくさんいらっしゃるのですね。
明日は急激な下り坂があるとのこと。
1歩いっぽ、気をつけてお進みくださいね。
先生、有難い助け舟があって良かったです!
これまで大切にして来られたご縁のお陰ですね。
専門のお医者に見ていただいて、私まで本当にホッとしました。
お大師様のご加護を実感されておられることでしょう。
ただ、今日一日かけて登ったら次は降らなければ。明日は更に足元に細心の注意をはらい、こまめな休憩を取りながらゆっくり時間をかけて降ってきて下さい。
それにしても希望の繋がる素晴らしいご加護でした。