孫の夏休みにお付き合い(プール編)

小学校2年生になる隣の家に住む孫とプールに通っています。大和町にある「流れるプール」がある場所や葛岡のゴミ焼却場に併設されたプールに、その日の天候に応じて選んで行っています。

我が孫チャンは、水に顔を付けることもできない臆病者で、泳ぐということより遙か以前の段階から練習が必要なようです。

先ずは、水に慣れることから始め、顔を含めて全身で水を浴びること等を、水深の低いプールで始めました。次の段階では、ビート板を使ってのバタ足と頭の先まで水の中に沈めることに段階を踏んで進めています。

昨日で四回目のプールでした。ビート板を使ってのバタ足で、100mを泳ぐことが出来るようになりました。頭の全部を水の中に沈めることは、目を開けてブクブク息を吐きながら3秒沈める所まで来ました。脚力がないのと首を上げてバタ足をするので、どうしてもお尻が下がってしまい、十分な推進力を持てないでいます。顔を水面に付けながらバタ足が出来るようにするのが次の段階です。それが出来るようになると、バタ足も推進力を持てるようになり、距離を出せるようになります。

孫は、家に帰るなり、「あ母さん、100mクリアー!」と自慢気です。母親も、「凄~い!、頑張ったね~」と抱きしめています。なかなか良い感じです。

私も、お手本を見せるべく、バタ足や様々な泳法(クロール、ブレスト、バック、バタフライ)を見せたりしました。飛び込みは禁止されていたので出来ませんでした。ターンも見せたかったので、25mプールをターンして50mを全力で泳いで見せたのですが、それはもうハカハカ・ゼイゼイでした。情けない!全くもって体力が落ちていることを今更ながら自覚しました。

これでは、四国八十八ヶ寺歩きお遍路は、ほど遠いとうなだれています。25mプール2往復(100m)は楽勝でしたが、それ以上になると、途中でおぼれそうになるか、クロールからブレストに切り替えるかのどちらかになりそうです。

自分の水泳の記憶は、子どもが小さい頃に、北上町白浜海岸で、子どもを背負って沖合に張ってあるブイまで泳いで往復していた40年前のものです。年齢を重ねればかさねるほど、意識と体力の差が広がります。そのギャップを思い知らされている孫とのプール通いです。

今は、子どもから孫にその相手を変えて、水泳のやり方を教えています。この歳にならないと見えない世界を今見ている、そんな感想を持ちながらプールに通っています。私は、スポーツは、そこそこレベルですが、孫相手には十分つかえるようです。この夏休みは、孫の相手をしながら、日頃の運動不足を解消したいと思っています。

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

孫の夏休みにお付き合い(プール編)” に対して1件のコメントがあります。

  1. スマイル より:

    100メートル泳ぐのは余裕?バタフライも?驚いて何度も読み返してしまいました。考えてみれば驚くなんて失礼なことですが・・・本間先生がスポーツをなさっている姿を見たことがないので(思い浮かぶのはいつもカメラを持っている姿)なんでもできるのだなあ、と感心してしまいました。
    多分、今の私はプールに入ったら足がつり、クロールを泳ごうとしたら腕が回らず、「私はどうしてしまったのかしら?」という事態になるでしょう。先生が「体力が落ちた」とおっしゃるのなら、私はいったい・・・と真剣に考えてしまいました。
    お孫さんは、これからどんどん体力も自信もつき、水とお友達になれることでしょう。素晴らしいおじいちゃんがいて羨ましいです。
    さて、私はどうしようか・・・
    考えてばかりいないで、何かしら実行して、筋力や体力をつけないと、という気持ちになりました。何よりの刺激をありがとうございました。

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