高齢者支援だけの民生委員児童委員なのか?
民生委員児童委員として、毎月定例会議等で様々な情報の共有や意見交換を行っています。そのような中で、少々気になっていることがあります。それは、頂く情報や話し合いの内容が、高齢者支援に偏っているように感じるのです。ご承知の通り、民生委員は児童委員も兼ねています。しかし、活動の中心が高齢者に置かれ、児童に関する部分は、ほぼ皆無というように感じます。
そのようなこともあって、私としてはそこを埋めるべく、「子ども会育成会」や「子育て支援クラブ」等にも参加し、子どもの育成支援に少しでも関わろうとしているところです。何かできるわけではありませんが、地域で子ども達を支えるために何が行われているのかをじっくり参与観察していると言う状況です。
今日は、地域にとってとても大切な資源である小学校に行ってきました。校長にインタビューして「教育で心がけていること」や「地域住民に期待すること」等々を聴き取って来ました。1時間ほどの短い時間でしたが、いっぱいお話しを聞くことが出来ました。
地域社会にとって、小学校は希望の泉です。子ども達の元気な姿は、地域社会に明るい未来と希望の光を持たせてくれます。校長のお話を民生委員児童委員新聞に掲載することで、地域の方々に小学校という社会資源をもっと身近に感じてもらい、希望の光を浴びてもらいたいというのが狙いです。
現在、「民生委員児童委員新聞」には、子どもと関わる小学校等の社会資源の紹介と高齢者に関しては、高齢期を豊かに過ごしている方の紹介を考えています。これを交互に掲載しようと、現在、誠意取材中です。「福祉」(welfare)は、困っている人や生活に何らかの不自由さを持っている人・家族だけが対象ではありません。より豊かに人生を営めるように、全ての人々が関わるものである必要があります。
この様なことから、地域福祉は、全ての人が関わる、豊かな暮らしを営むための基盤づくりと捉え、多くの地域住民が関わるそんな社会を目指したいと思っています。その為の、微々たる
一歩として小学校長への取材を行いました。この記事は、6月号に掲載しようと考えています。7月号は、多趣味で毎日忙しい高齢者を掲載予定です。65歳以上で介護を必要としている方は、1割もいません。残りの元気な高齢者を地域の社会資源にする。これが私の目標です。
民生委員児童委員の支援対象が高齢者と子供達ということで、早速、小学校の校長先生へのインタビューとはいいですね。
その内容を「ちいさなおせっかい新聞」で読めば、沢山の人達がおらほの小学校をあらためて身近に感じて注目するようになることでしょう。
私達の地域では、最近スクールバスの運行が縮小したようで子供達の登下校する姿が見られるようになりました。
それに伴いPTAによる見守り隊が朝夕に出動して安全な登下校をサポートする様子は、見ていて微笑ましく元気をもらっています。
子供と高齢者を見守るなら、その中間世代もひっくるめた家族みんなとの関わり合いがあるのが自然かなと思います。
高齢者の抱える課題は家族みんなの課題であるし、子供の問題だって子供だけを見ていて解決することはほとんど無いのですものね。
地域の老若男女がゆる〜く手を繋いでいれば、優しい輪の中から誰も溢れることなく安心して暮らせるようになりますね。
先ずは向こう三軒両隣と手を取り合うことから始めましょうか。
これぞ私達の、OOCの目指すところでしょう!
「小さなおせっかい新聞」、本当にいいですね。いくこさん、よく見つけましたね。ミセズ・ローガンの私は見逃すところでした(笑)
最後の『趣味活動等、「こんなことで楽しんでいます」を募集しています』もいいですね~。私なら・・とつい考えちゃいました。一番最初に思いついたのは、「山椒の葉を摘みに行ったら大きく固くなってしまっていて残念だったけど、身欠きにしんと漬け込むと美味しいんです!」と、やはり食べ物のことでした😂(笑)
「小学校が社会資源」改めて言葉にすると、何だかとっても良いものを実は持っていたという気持ちになります。
開かずの金庫からお宝出ましたという感じです。
子ども達、高齢者、大切とは思っていますが、具体的に「資源」いう言葉で表すと、守る者というよりは生き生きと活躍してもらうためには何ができるかと、工夫する楽しみが生まれるように思いました。
追伸
素敵な新聞、「小さなおせっかい新聞」って良いですね。すごく良いです。