3回目コロナワクチン副反応から回復
13日(日曜日)に仙台駅近くまで出向いて3回目のワクチン接種をして来ました。待機時間中は何ともなかったのですが、夕方から微熱と倦怠感の襲われ早々にベッドに潜り込み、今日15日(火曜日)の午前中まで寝込んでしまいました。新型コロナワクチン接種では、もれなく三回とも副反応のおまけが付きました。お陰様で、午後になって何とか動けるようになったので、何とか切れないようにと、パソコンに向かっています。
2月9日投稿「判断力を支える市民後見」には、22件ものコメントを頂いたので、少しだけでもお応えせねばなるまいと思いたち、改めて読み返したところでした。みなさまにおかれましては、「なりたい自分」を改めて考えてみた。「ご機嫌な人でありたい」といういくこさんのコメントには多くの方が共感していました。「昔はソバージュに肩パットをいれた姿でヒールで闊歩」、その時に出会ってなくて良かったです。食欲を取り戻すには「大根おろし納豆」、納得です。
「少しでも目指すべき未来に向けた行為」を積み重ねたい。「失敗」という言葉は、「学び」や「気づき」の為のメッセージと言い換えよう。「勉強」という言葉は「無理を強い」が語源とか。相田みつをさんに伝え「一生感動 一生青春」に変えてもらいましょう。
そして、成年後見制度について、このような記載がありました。「当時、私は成年後見制度の内容を読んでもチンプンカンプンでした。その時に、宮城県庁長寿社会政策課の女性職員の方がわかりやすく解説書のようなものを作成してくださり、各市町村に送っていただきました。それを読みながら勉強をしたものでした」。この女性職員は、当時、私の直属の部下でした。
私たちの班(昔の係)は、高齢者福祉施設の整備(特別養護老人ホームや高齢者デイサービスセンター等の許認可や助言指導)や在宅生活を支える様々なソフト事業への補助金を所管していました。私たちは、日常会話の中で高齢者福祉の在り方について、いつも自由闊達に意見交換をしていたものです。課題先行の話ではなく、「こうだったらいいな~」「こんな風にしたいね」等々、現行制度下に置いてもできること、制度を超えた「あるべき姿」を語っていたのです。
そのような中で、この女性職員は「成年後見制度をもっと知ってもらいたい。高齢者の自立には必須だ!」と語ったのです。班員にとってとても刺激的な提案で、すぐに周知の方法に議論が向きました。研修会の実施や解説書の作成などが例に挙がりました。私にも意見が求められたので、私は解説「本」の作成が良いのではないかと応えました。班員はそこまでやるかという様子でしたが、その女子職員は「やりましょう、やりたい、やります!」と力強く応えたのです。班員全員でバックアップしよう、予算は何とかひねり出す、頑張ばってつくろう。これが私たちの応えでした。あの本は、つくりながらどんどん精度が高まり、弁護士等の意見も取り込みながら、完成まで1年近くかけ、当時としては画期的な手引き書でした。市町村行政、社会福祉法人等々に無償配付し、成年後見制度の認知度が高まる大きな切っ掛けになったと自負しています。
そんな彼女は、昨年49歳の若さで急逝しました。それまで病状には気づいておらず、あっという間に逝ってしまったとご主人が語っていました。コロナ禍にあることから、私たちはまだお線香もあげていません。彼女を含め、当時の班員は、毎年年末に泊まりがけで懇親の場を設けていました。数えると20年も続いています。いまは、それもできず、それぞれが自宅で冥福を祈っている状態です。このようなことがあったので、彼女がつくった「本」が市町村で生かされていたと言うお話しはとても嬉しく聴かせて頂きました。ありがとうございます。
過去を語れる、未来に想いを寄せられる。これは本当に幸せなことです。今生きている、この「いつもと変わらない一日は特別な一日」という、奇跡的な日々を大切にしてすごしたいものです。
心震わせながら記事を読みました。「成年後見制度」を知ってもらいたいと、解説本を作成した県職員がいらしたことをハチドリさんのコメントで知り、「そんな方もいるのだ」「仕事をするなら、そんな風にどんなことも意義あるものにできるようでありたい」と熱い想いがこみ上げてきました。そしてふと「もしかして、本間先生と一緒に働いていた方なのではないか」とも思ったのでした。「やはり!」と納得する気持ちと、49歳という若さで亡くなってしまわれたという事実に気持ちが入り乱れています。でも注がれた熱い情熱と人を思う思いやりは、こうして受け取った人たちに受け継がれているということに救いを感じます。
ハチドリさん、私はこの事実を知ることができて本当にありがたいと思っています。これからの人生でこのような女性、公務員がいてくださったことを私も心にとめて、自分の生き方の道しるべのひとつにしたいと思います。ありがとうございます。
本間先生、「よし、やってみよう!」という気持ちになれる職場を創造くださったことに感謝いたします。その波紋が今も関わった方たちに伝わり続けているのではないかと思います。波紋が伝わり続いていることが、このホームページを通して「あらためて女性職員の尽力が語られた」ということで証明されたのではないでしょうか。
スマイルさん、いつもありがとうございます。
本間先生が当時所属していた班のお仕事は、高齢者福祉施設の許認可や助言指導、在宅生活を支える様々なソフト事業への補助金を所管していたとのことですが、当時「成年後見制度」と言うその文字を見ただけではイメージすらつかなかった新しい制度のことをもっと知ってもらいたいと考えた(そもそもの班の仕事の範疇を越えた業務?)その女性職員は、県民のことを考えてくれた本当に素晴らしい職員だと思います。49歳と言う若さで逝ってしまったことはとても残念ではありますが、スマイルさんが書かれていた、『このような女性がいたことを心にとめ、自分の生き方の道しるべのひとつにしたい』と言う想い、本当に同じように思います🤗
そしてその女性職員の斬新なアイデアに対して上司も同僚も一丸でバックアップしたと言うその職場が本当に素敵だなと思いました。
『私たちは、日常会話の中で高齢者福祉の在り方について、いつも自由闊達に意見交換をしていたものです。課題先行の話ではなく、現行制度下に置いてもできること、制度を超えた「あるべき姿」を語っていたのです』とのこと。毎年年末に泊まりがけで行っていた懇親の場が20年も続いていた理由がわかる気がします。彼女の写真と思い出を抱いてまた再開できるといいですね!
私はあとどれくらい仕事が出来るかわかりませんが、このような職場、人との出逢いにとても憧れを抱きます。そして最後までそのようなポジティブな想いの自分でいられたらいいなと思っています。
スマイルさんのコメントには、そんな前向きなポジティブさをいつも感じています。これからもよろしくお願いします!