80歳の夢(ティータイムへの投稿)
2021(令和3)年8月29日の記事「満80歳、栗駒山頂(標高1,626m)に立つ」を覚えているでしょうか。自宅から薄青くみえる栗駒山を朝な夕なに眺めていたちよのさんが栗駒山山頂に立ったという、エピソードを伝えた記事です。長年の夢を80歳になってから叶え、また、その夢を知った社会福祉協議会の職員が、仲間を集めその夢の実現に向けて奔走した事例をご紹介致しました。
その主役「ちよのさん」が今回、河北新聞のティータイム欄に「80歳の夢」と題して投稿しています。そこには、夢に挑戦できるうれしさや不安、そして夫との夫婦愛が書かれています。登っているときの様子、山頂に立ったときに心の中で叫んだ「ヤッター」、下りの足も口も重くなっている様子、待ち受ける友を見たときの安堵感等々が短い文章の中に詰め込まれています。この文章読みながら、当時の様子が彷彿と蘇り、改めてあの時の感動に浸っています。
登山から3ヶ月後くらいに、その後の生活の様子をうかがいにお伺いしました。ちよのさんは、干し柿づくりに精を出し、ご主人は作業小屋に籠もりっきりで楽しそうに物づくりをしていした。また、同級生の一枝さんとお茶したり、それはそれは忙しい毎日の様でした。長生きする高齢者の秘訣に「きょういく」と「きょうよう」のある生活が大切だとあります(星旦二,2016,『元気で長生きする人に共通する生活習慣29』ワニブックス新書.)。ちよのさんは、正にそれを地で行っている様子でした。
そのような生活をしながら、仰ぎ見る栗駒山登山に夢を馳せ挑戦する。そして今回は、その時の気持ちを書き綴り新聞に投稿。なんて豊かな生活なのだろうと思います。「自己実現」と言う言葉は、何処か遠い場所にあって、そこに向かって歯を食いしばるイメージを何処かに持っていた私は、今、あっけにとられています。そして自己実現とは、もっともっと身近なところにあり、普段の生活の積み重ねの先にしかないのではないかと思い始めています。肩肘張らず、声を大に叫ぶこともなく、普段の暮らしに真摯に向き合う生き方の中にこそ「自己実現」の欲求を満たす秘訣があるのかも知れないと教えてもらったように感じています。
今日は、頂いた干し柿を、上記のように学んだご褒美に奮発して二つ食べよう。柔らかい干し柿は苦手なので、保存の意味も含めて冷凍して食べています。これがうまい!いつか、白ワインとマリアージュしてみようと思っています。だれか試した人はいませんか?
「○○をしたい」
言ってみるもんですね。
ちよのさん、本当に良かったと思います。
その人らしく・・
自分らしく・・・
なんだか幸せだな・・・
そんな風に感じられることが「自己実現」というのではないかなと思っています。
もちろん、ものすごいことを成し遂げるもよし!その人はものすごいなんで微塵も感じてないけど実は素晴らしいことをやっている人もいてそれもよし!要は、その人の感じかたなんだと思います。
一生、自分らしく生きたい。だから一生、自己実現を目指したいと思っています。
干し柿とチーズがミルフィーユになったやつや、クリームチーズに干し柿が入ったのがありますが、S.Mさんが書いているように辛口のスパークリングワインに合います(*’▽’)
※実証済み(笑)
ハチドリさま
実証済みですね😆
私もやってみます!
クリームチーズ+いぶりがっこは赤ワインにピッタリですよね。
これじゃただのおつまみ談義か、失礼しました(笑)
おつまみ談義、明日はクリスマスイブですし、許してもらいましょう。いぶりがっこにクリームチーズ乗せたやつも大好きです。そうですか、赤ワインに合うのですね。さっそく・・メモメモφ(..)
80歳ちよのさんの栗駒山への挑戦が、新聞投稿でお披露目出来て良かったですね。
きっと、益々生活にハリが生まれて、この先も生き生きと過ごすことができることでしょう。
地域住民のチームワークが、無理かもしれないと思っていた夢を実現させ、さらにその後のフォローで夢の続きがあるとは。
とても素敵です!
ところで、干し柿と白ワインとはオシャレな組み合わせかも。
やったことは無いけれど、少し辛口のスパークリングワインならもっと合いそうな気がします。
やってみたら是非感想をお聞かせください(^^)