Is it used in Japan? (新調した書斎の椅子)
書斎を少しでも落ち着いた居場所にしていたいと考えていました。あるとき、アンティークのお店に行く機会があり、その時に私が生まれた1950年に制作されたロッキングチェアーを見つけ、物には全て物語があると言うのを思い出しました。その時アンティーク家具の魅力に引き込まれました。
この様なことも有り、今回改めて大崎市岩出山にあるアンティークショップを訪ね、書斎に置く椅子を探しました。多くは、食卓のテーブルと椅子五脚がセットになっていました。一脚だけのはそう多くなかったのですが、何脚かを見る中で、今回のが目にとまりました。背の高いもの、肘掛けが付いている物が私の希望でした。それが備わっており座って見ても良い感じでした。元々の座面は毛羽だった布製でしたが、それは本革に張り替えてもらいました。
この椅子は、1930(昭和5)年代、約100年弱前に英国で作られたものです。どの様な英国の家庭で使われ、その後どのような経緯で海を渡って来たのかは分かりませんが、何処かの英国紳士の書斎で使われていたことを想像するとワクワクします。使っていた方が生きていたら、今日本で使われていることを知ったら、「Is it used in Japan?」と、さぞかしビックリすることでしょう。
2021(令和3)年4月からあらゆる所属から離れ「市井の人」になりました。このことは、これまでの人生と全く異なる新たな歩みの始まりまでもあります。そのようなこともあって、この始まりを記念する何かが欲しいと思い、今回の書斎の椅子、それもアンティークでと、思ったのです。少々、値は張りましたが、最も多くの時間を費やす「居場所」を演出してくれる家具です。100年経ってもしっかりしているので、息子が引き継いで使ってくれたらこれほどの喜びはなく、お金以上に価値のあるもになってくれると思います。
おめでとうございます!
なんだかそんな言葉をかけたくなるような、素敵な椅子ですね。
背もたれの彫ってあるところや肘掛けも脚の部分も手が込んでるように思いますが、赤い皮の座面が特にとてもいいなと思います。
100年前の英国の椅子ですか~。
時を超えてますます重厚感を感じさせてくれますね。お似合いかと思います。
どうぞ、大切になさってください。
有り難うございます。ほんとに素敵な椅子です。
この書斎には不釣り合いなほど格好いいです。
これからの人生も、この椅子のように格好良く生きたいものです。
it’s going to be all right‼️