ギブス取れました

鳴子で湯治していた時に転倒して骨折しました(7月20日)。1ヶ月程は骨折しているとは知らないで、強い打撲程度と理解して放置していました。この後、痛みが引かないので、再度整形外科を受診したところ、前腕骨の尺骨(橈骨かも?)「骨折」と診断され、即刻ギブスを巻かれてしまいました(8月16日)。そこから約1ヶ月、ようやくギブスがとれて、不自由な状況から解放されました。

ギブスが取れたら、元のように腕が動くと思っていました。しかし、考えは甘かった。関節が固まり筋肉は硬直して、ギブスを巻いていたときと同じ形のままで安定してしまい、動かすと激痛が走ります。腕の曲げ伸ばしが出来ず、手のひらを返すことも出来ません。ギブスが取れて完治ではなく、関節や筋肉がこれまでのように動くには「リハビリ」が必要なようです。識者に聞けば、拘束期間の二倍以上のリハビリ期間が必要とのこと。

右腕を骨折しただけでこうなるんだから、もっと年を重ねた高齢者が骨折したら、動けなくなってしまうのがよくよく分かった出来事でした。高齢者の転倒は、寝たきりに直結すると聞いていたが、これか!と実感しました。母の場合もそうでした。それまで自立して台所に立っていたのが、転倒して骨折したら二度と立つことは出来なくなり、車いす生活になってしまい、ADLもがた落ちしてしまいました。母は、さぞかし大変だったのだろうと、今更ながら思っています。

これから、臨床でのリハビリではなく(病院が嫌いなので)、日常動作に気をつけ「生活リハビリ」に努めたいと思います。ギブスが取れたら、これもあれもと色々考えていたのですが、もう少し先になりそうです。社会的想像力を高める良い機会になりました。それでよしとしよう、もう少し、我慢がまん。

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

ギブス取れました” に対して2件のコメントがあります。

  1. ラベンダー より:

    ギブスが取れて、まずは良かったです。
    長かったですね。
    私も20代の若かりし頃、一週間ほど入院しましたが、喜んで退院したものの、自宅の廊下でフラフラして真っ直ぐ歩けませんでした。外科的手術をしたわけでもないのに、筋力が一気に落ちたのだと驚いたことがあります。
    書かれているとおり、高齢者の方が転倒したり、ちょっと寝込んでしまうと歩行が出来なくなったり、そのまま寝たきりになってしまうことにつながりかねません。地域でも転倒予防などの取り組みがいろいろなされていると思いますが、私も早め早めに取り組んでいきたいと思って、今は毎朝のスクワットと体幹運動に励んでおります。

    生活の中でのリハビリ頑張ってください。
    フレッフレッ!

    1. welfare0622 より:

      お陰様でギブスから解放され「ホッと」しています。でも、これから数週間のリハが必要なようで、まだまだ不自由な生活が続くようです。「生活リハビリ」以前聞きかじった言葉ですが、出来るだけ、生活の中で意識してリハに励みたいと思います。私にも「体感を鍛える」運動が必要なようです。歩行がふらつきます、年のせいと誤魔化さず、もっと身体を鍛えようと思います。コメント有り難うございました。

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