夏の終わり
お盆を過ぎると、盛夏は一気に過ぎ去った日々と化します。残暑が厳しいとはいえ、朝夕はめっきり涼しくなります。夏の終わりは、何となくもの悲しさを漂わせます。『僕の贈りもの』というオフコース時代の小田和正の歌(1996年)そのものの様に感じます。
夏と冬の間に秋をおきました
だから秋は少しだけ中途半端なのです
このころはなんとなくこころさみしくて
知らないうちに誰かとすきまができたりします
それで好きな人と別れた人のために
この歌は僕からあなたへの贈りものです
日本には四季があります。その四季のように人と人の間には移ろいがあり、出会いや別れがあります。
そんな時に『僕の贈りもの』があったら救われるだろうな~と思ってしまいました。
少し前に『卒業写真』を聴き、今日は『僕の贈りもの』を聴きました。仙台で長期間の研修があり、とても大切な出会いがあった頃の歌です。
僕の贈り物のエピソード
小田和正さんがオフコースでデビューした頃、たくさん歌を作っていたけど、恋愛の歌が多かったので大好きなお母様に聴いてもらうのはちょっと恥ずかしかったそうです。でも、この「僕の贈り物」だけはちゃんと聴いてもらうことができたのだとか。小田青年はもちろん、お母様もとても嬉しかったでしょうね。なんだか微笑ましいエピソードだなと思いました。
YouTubeありがとうございます。久しぶりに聴きましたが、バイオリン🎻の音色も素敵でした。
お読み頂き有り難うございました。以前、小田和正さんの曲作りの様子を伝えるDVDを観たことがあるのですが、それはそれは丁寧につくっていました。「創る」から始まり「造る」そして「作る」とすすみ、最終的に作品として仕上げています。ただ単に、天から音符が降ってくるのではなく、正に音を創造していくのだと知りました。そのような作風が多くの人を引きつけ魅了するのだと思います。感想を有り難うございました。