認知症学びの講座(職域編)

今日(6月30日)、ファミリーマート店員さんを対象にした、認知症学びの講座(認知症サポーター養成講座)を行いました。

市の担当者に聞いたところ、市内のファミリーマートから相談があり、それを切っ掛けに今回の講座になったという、とても嬉しい話の展開でした。常々、「地域で暮らし続けることを支える」為の社会資源は、介護保険施設だけではなく、高齢者の生活の営みに密着したお店などに、より必然性と緊急性が有ると考えています。

こうした考えを下にしたとき、今回のファミリーマート向けの講座は、「地域で暮らし続けることを支える」為の地元にある高齢者がよく使う場所の社会資源化として、とても意味深いと考えています。

今日、参加して下さった方々は、北日本エリヤ本部スーパーバイザーやオーナー等富谷市内4店舗の皆様でした。90分という長い時間でしたが、とても熱心に聞いて頂き、こちらも話しがいがありました。また、東北学院大学経済学部OBの方も出席しており、東北学院大学を母校とした方とのお話しは、わずかな時間でしたが、同窓生というその事だけで近親感が湧いてしまいます。

7月6日には、地元中学校での認知症学びの講座が開催予定です。担当地区の包括支援センターの方々と進め方についての打合せも行ってきました。お二人とも意識のとても高い方で、こうした方々と一緒に事業を進められることは大変光栄だし嬉しいことです。今日のお話では、一般的な座学を行った後に、学んだ内容を下にして寸劇に中学生を巻き込むプランが検討されました。中学生の発言や振る舞いがとても楽しみです。

行政と地元の社会資源の協働は、これからの地域福祉推進には必須の条件です。住民を真ん中において、周りをこうした行政と社会資源や住民で取り囲み、安心安全の地域づくりを進める。この様な関わり方は、私の願いです。アリバイ作りの協働や下請け型の協働などある中で、今回やろうとしている協働は、手を組む双方に期待感を持たせてくれるものだと、とても嬉しく思っています。この様な場面に加わらせて頂き、とても感謝しています。

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

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