母の日(五月九日)
母の日は、これまで殆ど意識して来なかった親不孝息子です。母が生きていたとき、母の日に何か贈ったりした記憶は殆どありません。母が介護施設で暮らしていたとき、南三陸町から戻ってきて可愛いショールを贈ったくらいかも知れません。富谷市のジャスコのスタバでお茶してから、何か贈りたいなって思って店内を車いすで歩き回っていたとき見つけました。何歳になっても可愛いのが良いのでしょうか、ピンクの下地に可愛い花があしらっているデザインを手にとって、笑顔になっているのでそれにしました。
私の母の日の記憶はその程度です。何とも親不孝な息子です。母が2013(平成25)年に他界してから、親不孝をことさら意識するようになりました。私は、反省はしても、後悔することはあまりないのですが、母に関しては、今では挽回のしようがないので、親不孝をとても後悔しています。せめてもの償いと、毎朝お経を読み供養しているのですが、それをすればするほど、生きているときにもっと母を大切にすれば良かったと後悔の念が募ります。
こんな親不孝の私に代わって母親の晩年を介護し看取ってくれたのが、我が家の山の神兼財務大臣なので、母の日の前日の今日、七ツ森の山麓にあるチョットしたレストランに食事を誘いました。天気も良く、空気が少しばかりひんやりしてとても爽やかでした。母を看取ってくれたのでささやかな感謝の気持ちでした。
とても良い場所でした。多くの人で賑わっているのが分かるような気がします。目の前には、新緑のこんもりした里山が迫り、遠くには七ツ森が見渡せる場所に、余り着飾らない感じの建物でした。私の趣味にあう場所です。また、行ってみたいと思える場所でした。