住民が地域協働で孤立を防ぐ

南三陸町社会福祉協議会の取り組みが新聞に取り上げられましたので紹介します。

南三陸町社協は、東日本大震災時の被災者支援で、被災住民を担い手とした被災者支援システムを構築して、万全の体制を敷いて被災者の安全安心を守りました。10年を過ぎた今は、これまで被災者支援で学んだことを、平時のまちづくりやおたがい様の社会づくり(地域共生社会)に取り組んでいます。

3月の下旬に、公明新聞東日本大震災取材班から、突然取材依頼が舞い込みました。以前、私が南三陸町で被災者支援をしているときに取材を受けたらしいのですが、当時そのようなことがあったのかよく覚えていません。それから10年近く経って、南三陸町社協の取り組みが、とても元気で前向きなことに感心し、何処にその理由があるのかを知りたくて、再度取材に来たというものでした。

私は、南三陸町社協が行っている被災者支援での学びを平時の地域福祉の推進、平たくいえば「お互い様のあるまちづくり」に生かしている例は、被災県宮城県の東日本大震災後の進むべき姿の一事例を示していると考えているので、このように取り上げて頂き、多くの皆さんと共有して、震災の後の宮城県の歩むべき姿を考える機会になってくれたらとても嬉しいです。

https://welfare0622.org/wp-content/uploads/2021/04/2021-04-10公明新聞電子版(「住民・地域協働で孤立を防ぐ」).jpg

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

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