永平寺への未知・みち3日目(5月27日)

菩提寺(仙台市)から永平寺までの700キロ3日目(5月26日)の様子です。

野宿なので、とにかく寒いので早めに歩いたほうが良いかと朝6時は立ちました。睡眠は十分とは言えませんが、熊に食われないだけ良かったかもです。

今日の行程は短いのが救いです。しかし、昨日と同じで上りが多く、30分も歩けずに休む状態でした。まだ三日目なのにけれはマズイな〜と思いながら歩みを重ねました。

長い距離を歩くのに慣れていないだけなのか、体力的に難しい状態なのかがわかりません。いまは、歩けるところまで歩くしかありません。途中ばむてさも切れてしまいました、計測もできていません。何ともボロボロな歩きの一日でした。

それでも、朝早くに出たのと距離が短いので、お昼頃には宿に着きました。当然入れないので、宿の方から教えて頂いた近くのお寺に行きました。

ご住職は、永平寺迄歩いていく奴とは、相当心の病んでいるのか、変わり者なのではないかと、私を迎えてくださいました。

ここには、「間引きの絵」というのがあって、昔あった間引きを戒める、今で言う啓発の絵です。この絵の解釈でしばらくお話しをして、心の病んでいる人、変わり者の疑問は取れたように思います。その証拠に、帰り際に、黒檀の数珠をいただいたのです。これも何かの御縁、これを持って永平寺を参拝して頂いたら、私の思いも伝わり嬉しい、と言うことでした。

とても嬉しく頂いていました。宿の方も、早めに入ることができました。昨日の疲れを早く癒したいです。

明日は山形県高畠まちに入ります。距離も26.2キロと長く高低差も316mと長い上りが待っています。今日はしっかり眠れるので少しでも疲労を取りたいと思います。

間引きの絵

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

永平寺への未知・みち3日目(5月27日)” に対して2件のコメントがあります。

  1. 栗原市民 より:

    おはようございます。
    今日は高畠入りと言うことは、宮城県から山形県への山越え難所の日ですね。
    気をつけて行ってらっしゃい。

    さて、無事に高畠入りした後のことですが、日本三大文殊様の話しです。
    一つはかの有名な奈良県 安倍文殊院、もう一つは京都天野橋の付け根にある、切戸の文殊堂、そしてもう一つは、高畠にある亀岡文殊です。
    先の2ヶ所の文殊様にはお詣りしているのですが、1番近い 高畠亀岡文殊様には、まだお詣り出来てなく、私の知恵が足りてません。 いつかはと思ってはいました。
    と言う事で ルートから外れますが、
    日本三大文殊の一つ、亀岡文殊のご案内でした。
    これから向かうだろう難所に向けて、更に知恵を授ける機会になればとの、余計なおせっかいのお話しでした。

  2. ハチドリ より:

    昼頃には宿に着いたとのこと。
    とてもホッとしました。

    『間引きの絵』は、ゾッとするような怖さですね。でも住職様といろいろお話ができたことはとても良かったのではと思います。
    黒檀の数珠もこの先のお守りになるのではないでしょうか。

    もう深い眠りについておられると思いますが、どうぞ今夜はゆっくり安心しておやすみください。

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