永平寺への未知・みち2日目(5月26日)

菩提寺(仙台市)から永平寺までの700キロ2日目(5月25日)の様子です。

朝8時に宿を立ちました。四国の時からすれば1時間ゆっくりの出立です。

いっぱい睡眠時間は取れたので、疲労は取れた感じでした。しかし、一時間も歩かない内に何度も立ち止まって息を整える状態でした。まだ、歩くのに慣れていないし昨日の疲労が残っているのか、何とも身体が重くて進みません。

ある所に来たら急に身体が軽くなったようになりました。そう、宿を出てすぐから緩い上りだったのです。その為、平坦な場所に来たら楽になったのです。車だと気づかないのですが、歩きだと、わずかな勾配も負担が大きく変わります。

全体的には上り勾配の中、永平寺への未知みち最大の勾配362mの行程でした。身体も慣れていないので、もうクタクタでした。更に、今日は宿が無くて、蔵王山麓の開拓地で「野宿」です。予定していた場所に行ったらスペースが狭く道路と近接していたので、これはダメだと500m程戻り、開拓の記念碑のある場所に野宿することにしました。

テントは重くて持ち運べないので、シュラとサバイバルシートだけです。山の中は、雲の中に入るので、夜露が多く、しっとりと濡れてしまいます。気温も低く、砂利混じりの土は、寝返りするたびに石が当たる感じで、眠れない夜でした。

熊🐻も怖くで、約1時間毎に、熊よけのホーンやホイッスルを鳴らしていました。お陰様で熊と出会うこともなく一夜を過ごせました。

初日よりも短い22.1キロ7時間40分3490kcal平均2.9キロでした。2.9キロからも厳しい歩きを分かっていただけると思います。

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

永平寺への未知・みち2日目(5月26日)” に対して1件のコメントがあります。

  1. ハチドリ より:

    1週間前の投稿
    まだ歩くのに慣れていない,疲れも残っている二日目の夜。
    『今日は宿が無くて、蔵王山麓の開拓地で「野宿」です』と?

    天国からお母さま,どんなに心配していたことでしょう。
    この時期,夜露が多く、しっとりと濡れるのは必須。
    ほら,見なさい!
    風邪ひきましたね。

    これを読んだたくさんの人が心配されたと思います。
    どうか,同じこと繰り返さないようにお願いします。
    熊🐻,出ますよ!!

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