どんと祭
近所の神社で行っている「どんと祭」へ行き、お札等をお炊きあげして来ました。とても穏やかな中、足下だけ気にしながら向かいました。今年も、何事もなく行けたことが、何とも幸せだと思えます。
「どんど焼き」とは、毎年小正月の時期に、古いお正月飾りやしめ縄、お守り・御札を神社・お寺や河川敷に持ち寄り、お焚き上げする日本の伝統行事です。
どんど焼きには、お正月にお迎えした歳神様がどんど焼きの煙とともにお帰りになるのを、感謝をこめてお見送りする意味があると伝えられています。お焚き上げの煙や火の粉にあたり、無病息災や五穀豊穣、家内安全、子孫繁栄などを祈願します。
御神札(お守り・御札・破魔矢など)は、授かってから1年を目処にその効力が失われると言われています。この為、初詣に授かった神社・お寺に返納するのが恒例となっており、どんど焼きでお焚き上げしていただくことが一般的になっています。
お正月飾り・御神札・縁起物の他に、お正月に書いた書き初めをお焚き上げする地域もあります。お焚き上げした書き初めの火が高く上がると「字が上手になる」「学業が成就する」とも言われ、こうした風習の下になっているようです。
どんと焼きの火で焼いたお餅やお団子をいただくと、一年間の無病息災が叶うと言われています。そう言われてみれば、露天で串に刺した焼き団子が売られていました。買えば良かった~!そんなこととは知らず、全く風習と関係の無い大判焼きを買ってしまいました(涙)。