あとがき(お四国病の変異株)
皆様、約2ヶ月に渡り、四国八十八箇寺歩きお遍路紀行にお付き合い頂き有難うございました。
2023(令和5)年3月12日の早朝仙台を出立し、翌13日に1番札所霊仙寺から巡拝を始めた四国八十八箇寺歩きお遍路は、50日目の5月1日に88番札所大窪寺を巡拝して結願しました。その後5月3日に1番札所霊山寺にお礼参りをして四国八十八ヶ寺が一つの輪となりつながりました。それを見届け、高野山奥の院で現在も祈り続けているという弘法大師に5月4日結願の報告と御礼をして、「四国八十八ヶ寺歩きお遍路」は終わりました。
お四国病の変異株にり患しているとのこと。
それを治す薬は,WHOでも今のところ無いようです。
でも,『暑さは暑さ(熱さ)をもって制す!」という言葉があります。
お四国病の熱が出たら、札所及び遍路道のある全ての アマチュア無線局JH7VCH市町村とつながれるよう,とても時間がかかったとしても,さらに高熱を出して戦うしかないのかもしれません。外国ではないから徹夜はしなくてもいいかもしれませんが,夜中の方がつながりやすかったりするのでしょうか。そのアマチュア無線での「結願」という果てしない夢が,変異株の一番の特効薬になることでしょう。
かくいう私は,先生が歩きお遍路真っ最中の時にホームページに書かれたのを読んで,どうしても食べたくなって(これも追体験?),でっかい文旦と小さな小夏をポチッとし,なんて瑞々しい柑橘なんだと感動しながらいただきました。今年の春も旬の時期に2回お取り寄せをし,『宿毛』と書かれた空き箱をタッパー入れとして使っています。これも,重症化したお四国病の変異株なのでしょうか?でも,熱はでていないし,咳もないから,あまり心配しないでこのまま様子をみようかと思っています。
今回,出立までの様々な準備の様子を知り,「大丈夫だろうかという不安もあったろうが,よく出かけました!」という想いと,すべての報告を読ませていただき,「過酷でどんなにか苦しかったことか。とにかくよく頑張りました!」という,このふたつの想いでいっぱいです。
『私は、一期一会の中で得た様々な体験の印象がとても強く、この心と体に刻まれた記憶を当時のまま持ち続けたいと思っています。』とありました。それは,四国に対してとても敬意を払っていることだと思うし,とても素敵なことでないかと思います。お四国病=押し国病ですね。
読めば読むほど『追体験』する,とても楽しい報告をほんとうにありがとうございました。