帰路

お礼参りを終えた翌朝(5月5日)は、四国八十八ヶ寺歩きお遍路全日程を終えて迎えた朝でもあります。

残すところは、10月7日投稿の「あとがき」だけです。昨年10月2日から丸々1年かけて書き綴った「社会学を携えた四国八十八ヶ寺歩きお遍路」の脱稿となります。皆様への御礼はその時にさせて頂きます。

高野山真言宗総本山金剛峯寺
壇上伽藍
金堂

皆様からの感想・ご意見などをお待ちしています。

帰路” に対して3件のコメントがあります。

  1. ハチドリ より:

    お礼参りを終えた翌朝に本格的な読経をしていただき,先生の初めての歩きお遍路に対して有終の美を飾ってもらったような想いでいます。最後のさいごに深く心に残る朝のお勤め,良かったですね。

    高野山駅から極楽橋まで,町石古道を歩けば7時間かかるのに,ケーブルカーでは約10分ですか。どちらも良い体験だったと思います。『高野山からもあっという間に「運ばれ」て大阪駅に着き,「余韻を消さないでくれ~」って叫びたくなるようなスピード感でした』って,すごく良くわかる気がします。なぜなら,日常の生活でも私にはよくあることですから・・。

    ひとつ,後悔があります。
    毎日,一緒に歩かせていただいた(気分)のですから,「ありがとうございました!お疲れさまでした!」と,絶対にお出迎えをしたいと思い,急遽お友達何人かに声をかけました。都合が合って,一緒に行ってくれたスマイルさんも花束を準備してくれていて,なぜか私がまず感動してしまいました。
    そろそろ到着時間・・だけど,どこから出てくるのだろうとソワソワしながら少しだけ離れた柱の陰からarrival付近を凝視していたところ,「あれだ~!」とすぐわかるお姿で先生は出てこられました。しかし,ほんの数秒「確かだよね」と確認しているうちに,先生は電車乗り場の方に歩き始め,そう,お遍路で鍛え上げられた先生の歩くスピードは私たちの2倍,どんどん離されてしまい,片手に花束を持ちながらダッシュで駆け寄りました。そして,その様子や振り向いてくださった先生の動画を張り切って撮影しました。しかし,バッチリと自信満々だった動画は無残にもブレブレもいいとこ。後悔とは,出口の真ん前で待って,ちゃんと動画を撮りたかったなということ。それでも,『こんな笑顔見たことない』っていうくらいの先生の顔はしっかり映っていたから,いいとしましょう!ね,スマイルさん!
    『結願』ほんとうにおめでとうございました。仙台に帰ってきた日にそのことをお伝え出来たことがとてもありがたく,嬉しかったです。

    仙台駅でご家族がお待ちだったのですね。そのままお孫さんとご自宅に帰られたこと,お孫さんとの写真,「どうだい!うちのグランパ!」ととても得意そうな表情をしているのが微笑ましいです。どんなお話をしてあげたのでしょう。

    『一瞬の間に普段の生活に戻りました。何か、50日余りの時間は、人ごとのようです』とありますが,先生は地元の人が驚くくらい金剛杖に花を咲かせ,1,300kmを歩き切ったのです。純粋にご自分を褒めてあげてください。

  2. スマイル より:

    無事ご家族のもとに戻られたこと、本当に良かったです。地下鉄仙台駅でお孫さん家族と偶然お会いしたとのこと!!すごいタイミングですね。その部分を読んだとき、歩きお遍路をたくさんの方が応援していたと思いますが、やはり一番の応援団はご家族だと思いました。たくさんの心配もあったことと思いますが、それでも送り出してくださった、それが最も大きな贈り物だったのではないでしょうか。

    ご家族みなさんに「結願」の報告をできて何よりでした。無事に帰ってらしたことが、待っていた方たちにとっては「結願」ですね!

  3. 栗原市民 より:

    だいぶ寒い日です。
    栗原市は、既に渡り鳥の飛来がはじましました。
    もう、だいぶ前ですが、私は高野山奥の院へお参りをして、御朱印を頂戴しました。
    先生と違うのは、私は行き帰り共にケーブルカーで日帰り。
    南海電車に乗り、乗り換え2回して高野山駅に、更にはバスに乗り 奥の院まであっという間。結願の重みはないお参りです。
    その当時は、やっと来れた高野山と感激でした。太鼓橋を渡ると聖域であり、撮影禁止はもちろん、脱帽エリア 杉木立の中
    特別な空気感がありました。その
    駸々とした感覚だけは今もあります。
    私の軽々しい御朱印、今は特別の思いで手を合わせています。 
    お大師様のご加護を分けて頂いたと勝手に思い込みですが、手を合わると、気持ちも
    凛となる気がして‥‥

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